観てきました。

再々演、ファイナルとも謳われる今回初めて一路アンナを観ることができました。演出の変更もあって、前回よりそれぞれの思いがわかりやすかったです。前回、彼方くんのヴロンスキーのアンナへの思いがあまり感じられなかったのですが、今回は初めて純粋に人を好きになった様子が自然でした。惹かれていることに気づきながら、道徳心や倫理観から逃げ回っているアンナも、あれだけ一途に追い掛け回されたら、そらぁ、落ちるな(笑)と納得でした。駆け落ちまでした二人の幸せな時間は短くて、すぐに息子を思って病んでいくアンナはまるで気がふれたようでした…。死を選ばなければいけない理由がやっぱりわからないなぁ…。

今回もレイヴィン&キティコンビは大好き(^ ^)。な~んてかわいらしい二人なんでしょう~。キティの家の使用人のリアクションがおもしろくて誰?と思っていたら、宮さんでした。わからんかった(@_@)。キティがお菓子をやけ食いしつくした箱を見たときの彼女の顔のおもしろかったこと!最後の幸せそうな二人はこの物語の救いでした。

スティーバの井之上さんは見た目からちょっとおもしろ過ぎでは?と思っていましたが、最後のヴロンスキーとのやりとりは涙を誘いました。「君を誰も責めはしない」と言い切るスティーバが涙声だもの…。こっちまで泣けました。

カーテンコールの一路さんは精根尽き果てた感じで言葉も途切れ途切れで小さな声。よほど、アンナは消耗するのでしょうね。
お芝居をジックリ見たという感じで良かったですが、客席に座っているだけでも3時間はしんどいですね、やっぱり(^_^;)。




・アンナ・カレーニナ

・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

・2013/3/3(日) 1時


原作:レフ・ニコライビッチ・トルストイ

Text and Lyrics Translated by 小池修一郎

Directed by 鈴木裕美

出演:

一路真輝

伊礼彼方

葛山信吾

遠野あすか

春風ひとみ

井之上隆志

山路和弘



清水詩音

大東リッキー



乾あきお

ひのあらた

高橋広司

岡田誠

石井一彰

福麻むつ美

伽藍琳

木村晶子

宮 菜穂子

七瀬りりこ