観てきました。

まさか、“かわらぬ思い”が3度も聞けるなんて感激です!少しアレンジは変わっていましたが、テーマ(曲)は健在でした。
大劇場公演と違って、時間やヒロインがいなくてはいけない制約がなく、正塚先生の言うところの「ブラックジャックと登場人物との様々な関わり」が原作のイメージ通りで正に“ブラック・ジャック”でした。冒頭こそ、“喋るコロス”がうるさくて(^_^;)、落ち着きませんでしたが、物語が進みはじめると、すっかり引き込まれました。

まっつにブラック・ジャックはピッタリでした。クールなものいいと言い、雰囲気と言い、今回漫画ソックリの見た目もポイントが高かったです。一見、大金だけが目当ての医師のようで、自身の経験から誰よりも命の大切さを知っている人。言葉の端々に優しさがにじみ出ていて、特にピノコへの愛情深い言葉は心に残りました。歌もたくさんで今日は歌声を堪能するだけでしたが、次は正塚先生の深い詩をじっくり聞き取ってきたいと思います。

ともみんはこのモノクロな舞台にまさしく彩を添える人。一人でコスチュームプレイ状態で、それがスタイル抜群なのでよくお似合いでした。ちょっと特殊な人物で(?)それゆえ苦悩しています。それでも、思いを貫く情熱的な人でした。主演公演でもここまでラブシーンは見てないなぁ(笑)、と思える場面多数でした。

せしるはともみんの恋人。わけありで最初は幻想のダンスのみですが、それでも存在感たっぷりでした。元男役とは思えない美しさを振りまいていました。セリフを話出すと、やはりその低い声で男役を思い出しますが、ともみんと共に大人の雰囲気が漂うラブシーンが素敵でした。

ホタテは正塚作品では重要な役を担います。大真面目でもあり、それでいて“間”で笑いも取れる。完ぺきでした!まっつとのGPSのやりとりはまるでコントのようでした(笑)。ピノコとのやりとりも楽しかったです。こんなホタテが大好きです。

さきなも正塚作品では印象的な役を演ります。足の不自由な不良少年。生い立ちを嘆き、ひねくれていましたが、ブラック・ジャックに助けられ生まれ変わります。彼を思う人もいて、きっと幸せになれそうな雰囲気が微笑ましかったです。そのやりとりの中であゆみがさきなの問いに「うん」「うん」と答えるところがいかにも正塚作品らしいなと嬉しかったです。

ぎゃびぃもさりげない存在感が良かったです。彼女もうまい人ですね。

忘れてならないピノコ。1幕終わりのインパクトに客席は静まり返りました(^_^;)。拍手し損なうぐらいに(笑)。難しい役ですが、前のめりに倒れたり、体を張った演技に引き込まれました。喋りはじめるとブラック・ジャックとのやりとりが見ものでした。ケーキのろうそくに長らく願い事をする姿が印象に残りました。まっつとの間合いがもっと合えばますます良くなると思います。

あと印象に残ったのは「…ごんす」連発(笑)のザッキー。同じ人物なのかと思ったら、全部違う役なんですね。意味不明ですが、とりあえず目立っていることだけは確かですね。

来週も観るのが楽しみです(^ ^)v。