
観てきました。
思いのほか感動しました!植田作品(脚本)でというのがちょっと悔しいですが(^_^;)、初日開けたばかりとは思えない完成度でした。再演時にうんざりしていた無駄な笑いのシーンが一掃されていて、改訂版はよく出来ていました。
この作品ははっきり言って、チャムガの方が設け役。そんな分の悪い主役の秀民をしっかり主役として存在したきりやんはさすがでした。かつて植田歌舞伎と言われた長台詞がピッタリはまり、歌も朗々と聞かせてくれました。ラストの「我が愛は山の彼方に~」のバシッと決まり、全ツのコンパクトなセットではなく、大劇場の大ゼリで観てみたかったなと思いました。
チャムガのまさおも良かったです。決してその思いを口にしないまま万姫を思い続け、万姫に最後に残した言葉は「汝、我が妻にあらず」。言葉に反してまるで告白のようでした。凛々しい武将姿が似合って、リーダーらしさも出ていました。
二人に思われ、二人を思う万姫。きりやんもまさおも魅力的に演じているのでそれも納得の展開でした。「二人とも思っている」というような台詞は以前はなかったように思うのですが、それがあるとチャムガに心変わりしたような以前の印象が払拭されて良かったです。まりもはよよと泣く芝居が続いていますね。再会した秀民にチャムガに会わせて欲しいと告げて、床に伏して泣かれると、秀民じゃなくてもつらかったです(^_^;)。結局はチャムガのあとを追ってしまう展開は以前のままですが、秀民のことも思っていることが伝わって少しは救われました。(残された秀民は救われませんが(^_^;))
今回の脚本では役が少なく上記3人以外では目立つのは秀民の副官のもりえ、チャムガの副官のこしりゅう、万姫の下女のすーちゃんぐらいでした。特にこしりゅうは大活躍でした。かっこいい組長っていいわ~。すーちゃんも手堅い(笑)。
ショーは最新作なので、数を見ていない割には役替わりや変更点が意外とわかりました。出てきた途端、喜んだのはカジモドの場面でマギーの役に入ったこしりゅう!他の組では絶対にないわ(笑)。他にはみりおの月色男子は曲代わりでまさおの場面に。みりおのロケットボーイやまさおのカモメの歌手に入ったとしにはビックリ!このまま上がっていって欲しいです。最後のきりやんとまりものデュエットは新場面だったんですね。何の曲だったかタイトルは忘れましたが良く知るメロディでした。
カーテンコールでのご当地出身者紹介では大阪出身のまさおときりやんがはしゃいでいておもしろかったです。大阪楽でもないのに、拍手が止まず2度も幕が上がり、大いに盛り上がりました。
2作品共とても楽しめました(^ ^)v。