
昨日に続いて今日も新作の観劇です。2月の中日公演は去年は行かなかったので2年振りです。劇場へ向かうエレベーターに乗るのに長蛇の列に並ぶのは相変わらずでした(^_^;)。
開演5分前、緞帳が上がると紗幕に描かれていたのは船!懐かし~い!そうでしたそうでした!初演同様開演ベルも鳴らぬまま、てるアンソニーのアカペラから始まりました。セットは仕方のないことですが、大劇場のものに比べる簡素で小さかったです。盆は回りますが、セリはないか大劇場ほど動かせないかで登場の仕方がかなり変わっていました。
ちえのフレッドはフツーの人がなかなかいい感じでした。歌は非常にうまかったです。昔を知る者としては感慨深いほどに(笑)。わたるに似せる必要はないと思いますが、お芝居の細かいところはわたるは達者だったんだなぁとシミジミ。フランクとバーバラがもめている所へ割って入るところはフランクの怒りの勢いをそぐように、会話の間を外すような話し方がわたるは抜群でしたが、ちえはそこのところがわかっているのかいないのか…。てるとの並びは初演のデコボココンビと違って(笑)麗しい限りでした。
てるのアンソニーはちえフレッドの友人としては雰囲気はピッタリ。ただ、てるがやるととうこほどのお調子者振りが出ないので大げさなしぐさをすると違和感がありました。最後の「彼女の様子を知らせるよ」のセリフは初演の初日は客席大爆笑でとうこなら笑われて当然な感じでしたが、てるのアンソニーはそんな雰囲気は漂わなかったのにやはり客席からは笑いが起こりました。個人的にはとても不思議でした。
ねねのバーバラはとても好きになれない…。最後の一日をフレッドと過ごしているときの様子がまるで愛人のようで、別れる運命の悲しさに客席が共感できない感じでした。その上、過剰に泣き過ぎで観ているこっちはすっかり冷めました…。ねねは嫌いではありませんが、ねねの演じるバーバラは嫌いです…。
主だった配役が全て変わっても脚本は同じ。そんな中、「避難訓練」は非常に盛り上がっていました。あんな場面で(と言ってはなんですが)そこまで本気?と思えるほどの出演者の熱演が伝わって、人数は少ないのに初演より楽しめた気がします。特にしーらんの気合はすごかった!側転も披露しているし(^ ^)。あとはかぁの秘書(愛人(^_^;))もよかったです。歌声も私の好みなので聞けて嬉しかったです。主だった役のともみんフランク、マクニールのどいちゃん、デイブの麻央くんは揃って歌がダ~メ(-_-;)。フレッドとバーバラのいい雰囲気のBGMとしてかなりお粗末でした…。
さよなら公演だった初演のこの作品の最後、わたるフランクととうこアンソニーは握手をして別れました。お芝居の別れであり、実際の別れでもあったこの場面。今回も実際の別れの場面になりました。まだまだ始まったばかりですが、ちえとてるが握手をして別れる場面は悲しく残念に思いました。
ショーは大好きな「ル・ポァゾン」。ラストの「アシナヨ」以外は既存の作品からのつぎはぎなので「Ⅱ」というよりただの再演に思えます。
ビデオで散々見た作品なので、プロローグから懐かしくて嬉しくて(^ ^)。狂言廻し的なアルルカンはまやさん。初演には直前の花組への組替で出演していないのですね。懐かしい場面の連続の中であまり覚えのない場面があるなと思っていたら、著作権の関係やなんかで「ナルシス・ノアール」の場面がいくつか入っているようです。「光と影」は今のちえとてるで観るには最高でした!他の場面も最近のショーにはない大人っぽい場面や“女装”(笑)の場面もあり見所いっぱいでした。“再演”でもやっぱり好きなショーでした。大劇場なら何度も観られるのに中日のみなのが残念でした。
もう一回、遠征するかできるかどうかは微妙かな。
