続きです。

4月26日(日)

一応、入り待ちに間に合うように目覚ましをかけて就寝。普段は目覚ましが鳴っても
起きないのにこういう時は鳴り出す前にきっちり目が覚めるのが不思議(笑)。薄暗い
室内のベットから這い出て、分厚いカーテンを開けるとどうやら雨は止んでいるようで
した。「これは行かねば!」と意を決して、出かける準備を始めました。ホテルのバイ
キング形式の朝食をしっかりと食べて(^ ^)、待ち合わせの劇場前に急ぎました。
昨日の夜から雨の中を既に場所取りしている人がいることは聞いていたので、8時に
着いて人が多くてもさほど驚きませんでした。ただ、会はまだ集合段階で整列はまだ
のようでした。それでも一度、歩き出すと後戻りは難しいような感じで既に警備らしき
人も見えました。待ち合わせ場所に到達する前に友人たちとは合流できたので落ち
着くべき場所(シャンテ側)をとりあえず確保しました。そこからはとうこがくぐるであろ
う花のアーチの飾りつけが急ピッチで進んでいるのが見えました。集まった人たちは
手持ちぶさたでそのまだ完成していないアーチにカメラを向けたりしていました。
待つこと1時間半。9時半頃のしゅんきちをスタートに下級生から順々に長い花道を
きちんと端まで顔見せをして楽屋に入っていきました。シャンテ側から見ていると同じ
に見える白いFCの集団が自分の贔屓のスターが現れる前に前列に入れ替わってい
る様子がなんともおもしろくうまく出来ているなと感心しました。最後だからかいつもな
のかは知りませんが手紙も一人一人から受け取り、それぞれのFC掛け声も微笑まし
く見ていました。その合間にはOGの楽屋入りの姿も見られました。やっぱり、おさや
さえこは派手~。スターオーラは健在でした。いよいよ、残すところとうこのみとなった
頃、とうこを追うであろうビデオカメラが駅側が向きを変えていることに気が付きました。
それまで全ての人が帝国ホテル側から入ってきていたのでちょっと意外な感じでした
が、まさか…?と思っていると、予想は的中。とうこが現れたに違いない大歓声が駅
側から沸き起こりました。決して前列にいたわけではありませんが今まで普通に見え
ていたのに、いつまで経っても歓声ばかりでとうこの姿は全く見えません!
なにごと~!?と思っているとどうやら車に乗っていたようで、その間はかけらさえ!
姿は見えませんでした。後で聞くと飾りつけられたフェラーリだったようで、何でこんな
時にそんな車高の低い車に乗るねん!と突っ込みたい気分でした。その後は車から
降り、サングラスを外し(現場では歓声だけ聞き(^_^;)、あとで事の次第を聞きました)、
他の退団者と同じように花道の端まで練り歩いてくれて、この時初めて姿を拝めまし
た。ここで見損ねていたら悔やんで悔やみきれないところでした。アーチ前のパフォー
マンスはしっかり見れたので良かったです(^ ^)v。

とうこが入るとあとはすることがないのでとりあえず食事に行きました。きっとそのあと
モノが食べられるのはおそらく午後9時は過ぎるはずなので(^_^;)。

劇場には早々に入りました。(実は開演時間を1時と間違えた(^_^;))千秋楽のお約束
のペンライトも座席に貼り付けてありました。ウロウロする気分でもなかったので、その
まま座席に着いていました。開演するとかなり舞台に集中することが出来ました。
やはり、前方席は違うなと改めて後方席との景色の違いを実感していました。オペラ
なしで細部にまで目が届くと集中力も切れないなと。前列だとルルの部屋は見難いな
等とは贅沢な悩み。出会ってすぐのピアノのそばでルルの手にジョイが手を重ねる場
面はムラでは楽譜たてのところではなく、ピアノ自体の平らなところだったので、場所
によっては全く見えなかったので、東京では変わって見えるようになって何より。あす
かはちえとのデュエットの時によく泣いている…。ここはムラの時からかなり好きな場
面で歌の盛り上がりでジョイが出てくるのが邪魔に思えるほど(^_^;)。あの場面を見て
いると姉弟の結びつきの強さを感じます。しぃさまのソロの前と後には拍手が定番に
なりましたね。今日はあすかが最後に下手花道に去る場面で拍手が起こりました。
いかにも楽ならではだなと思いました。とうこはところどころで涙…。おそらく一番泣い
ていたのはラスト。ルルからの手紙を拾い上げて読んでいるところ。どう見ても、日本
語だったのでおそらくあすかからの手紙だと思われ…。オペラを駆使しても(^_^;)、
文面はわからなかったのですが、とうこが見る見る泣き出したので何となく想像は
出来ますね。そんな時、扉が開いて、とよこ、組長、しゅんきちのセリフには答えるの
に精一杯でこのうえない泣き顔のまま幕になりました…。美しいラストでした。

ショーで笑えるのは前半だけ。銀橋ではしぃさまもとよこもとうこも完全アドリブでしっ
かり打ち合わせ済の感じでした。期待のベルアマントさんは頭上に77のキラキラの
飾り物が!赤毛の鬘に“77”を頭上に掲げるとうこはそれはそれは誇らしげでした。
しいさまととよこが後ろ手に隠したものを差し出すと、それは緑の袴を着たひこにゃ
ん\(^o^)/と頭上の77と同系の羽飾りのついたものでした。それを両手に嬉しげに
歌うとうこは可愛かったなぁ。それらを取り外して、鬘を投げ捨てるとちえとのデュエ
ット。今日もちえの耳元でとうこは何やら囁いていました。派手なカンカンが終ると
いよいよ最後が近づいてきます。アビヤントの場面はキツイ…。とうこを見ていても、
周りを見ていても泣ける…。とうこが大階段から去った後、常夜灯のセリ下がりを
見届けた後、肩を組んで去るしい&とよが今日は抱擁していました。長らくしい&
とよでいろいろな場面で組んできたのに今日で本当に最後なんですね…。花束を
抱えて銀橋に現れたあすかはムラ楽の時と同様に赤いバラを髪に飾っていました。
当然、大階段に現れたとうこにも赤いバラが胸元にありました。この「愛の讃歌」の
デュエットは抱擁したり、見つめあったりする二人を見ているだけで熱いものが込み
上げてきます。今日はいつにも増して綺麗だな~と思いながら見ていました。
黒燕尾の群舞終わりもとうこのセリ下がり前もとにかく拍手が長い!前日からも
長かったけれど、なんかムキになって拍手している感じさえしました(^_^;)。指揮の
先生が客席の思いに精一杯応えてくれているのが嬉しかったです。

サヨナラショーは幸運にも4回目。やはり、一番感動したのはムラの前楽の初回かな。
グラパンも最高にウケてたし(^ ^)。「雨に唄えば」の二人は可愛いなぁ。ヘイズとシーク
レットが若い感じだったけれど、あとの作品が大人っぽい感じだったので、久しぶりに
見る“若い”感じが新鮮でした。本当に二人でこの作品をやったらどうなったのかなぁ
なんて思いました。(リナは絶対まとぶ希望だけど(笑))あすかのソロはスカピンから。
着ている衣装はスカピンの結婚式の衣装だと思いますが、銀橋に来て、その衣装が
かなりブカブカに見えて驚きました。本当にあすかは痩せたんだね…。途中、指示通
りに「ローズ」からペンライトを振りました。ちえの「星を継ぐ者」、とうこの「ひとかけら
の勇気」に続きました。銀橋のとうこをみつめる本舞台の組子の中にあすかを始めと
する退団者がいないのが淋しく思えましたが、感動的な舞台でした。

退団者の挨拶はムラの時と同様にかなり短めにでトントンと進みました。きんさんへの
お花が星奈さんだったのは意外。てっきり、さえこかと…。とうこには予想通りおさが。
にこやかなおさはとうこに何事か話していました。ご挨拶の内容自体は正直なところ
想像とは違っていて、「今それを言うの?」と思ってしまいました(^_^;)。それでも最後の
カーテンコール、一人で緞帳の前に出てきての一連のモノはさすがとうこと思わずに
はいられませんでした。どこのトップスターが自らに「愛してる~」と叫ばせる?
最高にウケました。それで私の機嫌は直りました(笑)(←単純)

終演後はしっかりお手洗いを済ませて劇場をあとにしました。その時、ロビーでは既に
会見場がセッティングされ、報道陣もスタンバイしていました。もし、このまま居れば、
とうこが見られるかしら?などとありえないことを想像して喜んでいました。劇場を出る
と当然ながら人人人…。一旦、場所取りはあきらめようかと思うほどの状況でしたが、
幸運にもあるタイミングで絶好の場所をキープ!友人たちと密かに喜び合いました(笑)。
最初のしゅんきちは午後7時半頃で入りと同様に学年の順にきっちりと出てきました。
しいさまはFCの掛け声に「(心はいつも)一緒だよ!」と答え大歓声を浴びていました。
さすがのいい人振りに、いつもの笑顔、他の退団者のファンからも大拍手でした。
あすかが午後8時半頃に出てからは長らく音沙汰なし。入りにも活躍したフェラーリの
スタンバイが終ってからも優に15分が過ぎた頃(ーー;)、ようやくとうこが現れました。
なにやら楽屋口からの掛け声に送られ(あとから聞くとこむたち同期らしい)、袴姿の
とうこが歩いてきました。報道陣前で長らく立ち止まり何やら話をしていた様子でしたが
私の位置からは全くわからず。ただ、一度、涙ぐんだらしく、ハンカチで目元を拭ってい
ました。報道陣に向いている間は長らく劇場側を背にしているので劇場側のギャラリー
から「こっち向いて~」か何か言われたらしく、チラッと振り返るとうこに劇場側から悲鳴
のような歓声が!その歓声に味をしめたのか、その後、チラチラとおもしろそうに振り
返るとうこがらしくて笑えました。帝国ホテル側にあると思われるフェラーリまで目で追い
ましたが投げキスをするとうこまでは見えましたが、またしてもフェラーリは全く見えず。
私には最後まで無縁のフェラーリでした…。

ムラでは入りも出もしなかったのに、最後の日に入りから出まで完璧に見届けられて
満足です。朝8時から夜9時過ぎまで13時間余り…。もう、こんなに入れ込むことはない
と思います。

「ア ビヤント!」と〆たいところでしたがあっという間にその日がわかってしまいました(^_^;)。