今年を振り返って・・・雅美編

雅美です

今年も　あと　3時間ですね・・・

皆さんにとって　今年はどんな年でしたか

雅美にとって　この２００８年は　

自分に『お疲れ様』と言ってあげたい・・・

待ちに待った２００８年でした。

今から６年前　突然　『乳がん』　の告知を受け

『緊急手術』をし『術後補助療法』として

『化学療法（抗癌剤）』と闘い

『脱毛』と闘い

『副作用との闘い』

『放射線療法』

そして　５年間の『ホルモン療法』

やるべき治療を全てを体験し・・・

今年２００８年の８月（まる６年）全てが終了しました。

長かった・・・ほんと長かったです。

何度も　くじけそうになったけど６年間　必死で頑張りました

１０月１日に講談社 から発売されました.

『支え』　～乳癌からの生還～

購入して下さった皆様本当にありがとうございます

そして

本を読んだ皆様からの暖かいメッツセージにたくさんの勇気を頂きました。

この本は

今から６年前　２００３年１０月　

この年の１２月に行われる『那覇マラソン』に向けて練習をしていて　

家でシャワーを浴びた後、

ボディーローションを塗りながら、ストレッチをしている時　

脇の下にコロコロ動くシコリを見つけた・・・・

あの日から今年の８月までの『６年間の事』　を　まとめた本です。

それまで、大きな病気一つした事もなく　いたって健康な

自分だったから・・・

まさか自分が『乳がん』になるなんて　コレッぽっちも思いませんでした。

突然の『乳がん』の告知

『乳がん』＝死

『手術』

『術後補助療法』

『葛藤』

『化学療法』

『脱毛』

『副作用との戦い』

『放射線療法』

『ホルモン療法』

全てを体験しました。

６年前のあの頃　上京して４年　東京での生活にも慣れ

テレビのお仕事も順調で　毎日が新しい発見！

楽しく忙しい日々を送っていました。

だからこそ

その頃は全てを失いたくない。可愛そう・・・とか

思われたくなくて.・・・

病気を隠し『このままテレビの仕事を続けながら治療もやり遂げる！』

と決めて私たちは必死で闘いました。

でも

それは、想像を絶する辛さとの闘いでした。

病気、薬と闘う雅美　それを支える里美

もう、二人で『死んでしまいたい』と思う事もありました。

でも死にたくない・・・　『生きるために』必死で闘いました。

生きるという事が辛かった・・・。

あの頃の事を、日記に書きました。

これで、もし、死んでしまっても

それは

『自分の生きた証・・・』　だと思って・・・

今　雅美は元気に生きています。

これからも『再発』の恐怖との闘いは、一生続きますが、

雅美は、今を元気に生きています。

誰にも相談できなかった病気の事は、

インターネットで同じ病気と闘っている患者さんのホームページや

ブログにお邪魔して色々と相談に乗って頂きました。

不安や辛さを、皆さんと分かち合い共感する事で

『自分も頑張ろう！』　と強い気持ちを持つ事ができ

なんとか今まで、頑張って乗り越えてきました。

雅美が、この６年間に

どんな治療をして、どうやって乗り越えてきたかを書きました。

仲良しのお友達にも言えなかった病気のこと

本を書く事で

雅美の事、家族の事　全てをさらけ出す事になるから、

いっぱい

悩み迷いましたが、

同じ病と闘っている人達に読んでいただいて、

強く生きる！という希望や、闘う勇気を持って頂けたら嬉しく思います。

ご家族の皆さんにも読んで頂き、

患者さんとどう向き合って行き、どう支えてあげたらいいのか、

参考にしていただければ幸いです。

『私には関係ない！』

と思っている方々にも

この病気『乳がん』の事をもっともっと身近に感じて貰い

一人でも多くの人に　

『自分も検診に行こう』と思っていただいて、

『乳がん検診』を受ける【キッカケ】に

なることができたら嬉しく思います。

本の出版から　今日までのこの２ケ月間の間に

『乳癌検診に行きました』というメールをたくさん頂きました。

治療をしてきた６年間の間に『乳がん』でお亡くなりになられた方もたくさんおられます。

みなさんおっしゃっていました。

『もっと早く見つけていたら　こんなに苦し思いしなくても良かったのに・・・・』

『自分と同じように　苦しい思いをする人が　いなくなるように・・・』

『もっと生きたかった・・・』

だから雅美　皆さんの分まで　生きて　これかもたくさんの皆さんに

『早期発見の大切さ』を伝えて行きたいと思っています。

皆さん！　ご自分自身の事　もっと大切にしてあげてください

『支え』　～乳がんからの生還～　の構成に携わってくださった

『間庭典子』さんから頂いた　病気が治る　お守りのペンダント

とても大切にしています。

マニマニ　ありがとう。

そして　今年も私たちを応援してくださった皆様　本当にありがとうございました。

来年もどうぞ　宜しくお願いいたします。

（本の感想を下さった皆様　お返事まだ送れていない皆様いらっしゃいますが、順番にお返事させていただいていますので　もう少しお待ちくださいね。）

そして　皆様にとって

来年も笑顔が多い年になりますように・・・。

お祈り申し上げます。

masami