外国の方へ 手作り小物をおみやげに
はじめまして、安藤啓子と申します。
これまでは雛人形着付師、二代目・三代目桂甫の横で、ひな人形コーディネートをさせて頂いていました。
お店にいらした外国の方々が、口々に
「きれいな布!こんな美しい布は他で見たことがない。この布で何かおみやげがほしい。」
とリクエストされました。
確かにお雛さまの布は私達が特別に織ってもらって、他にはないものなのです。
ですから、はぎれといえども、一つ一つ思い入れがあり、どんな小さなものでも、捨てられず大切に残していました。
出来上がった小物の手ざわりはなめらかで、やっぱり素材の良さが輝いています。
「外人さんありがとう」もう一度生かされた布達がそういっているようです。
改めてその素晴らしさに感動を覚えました。
世界で一つしかない手作りのものができました。