往路途中まで〜〜2 | * 号外! 《 安藤版 》 

往路途中まで〜〜2

いやはや
ドンと着陸!けっこう荒い
そして外は暑い!

ビラトナガル空港を出て、すぐバス停に向かおうとオートリクシャーに乗ってやね、トコトコ走ってたら

ありゃ?ここ?こんなとこ?
はーい、着いたよ〜って、アンタ、バス停なんかあらへんやん?

ガハハハハ〜〜、こりゃ〜参った

行きたいところはfikkalって町
地理が全く分からんし、運ちゃんと二人で、あーでもない、こーでもないって話をしてたらね、いつのまにか、うじゃーーーーーって人だかり

なんかみんなものすごい大声で叫びあってるし、あんなー!僕の話を聞いてくれへんの?
そんな僕を放置して
みんなで、あーでもない、こーでもないが始まった

こりゃオモロいわ
前に住んでた大阪ミナミもこんな感じやったなぁー
なんか、うるさいけど優しいねん

ありがとう!みんな

その中の一人はかなり顔を近づけて、僕が頑なにバスで行くねんって言うのにね、あかんあかん、アンタ英語大丈夫やないやん!しかもバスは4回も乗り継ぐねんで、素人はやめときなはれ!的なニュアンスっぽい感じでまくし立てる!

あまりにも収拾つかんし、とりあえずその辺ウロウロするからって言うてその場を後にしてん

目的地が山の中やからってなぁー、長袖ジーパン、ウインドブレーカー、ここ、30度くらいあるんちゃう?

ニホンミツバチがスズメバチをやっつけるみたいに、日本の四月ごろの服装の僕は、熱ーい人らに囲まれて、スズメバチになった気分や

とりあえず包囲網を脱出して、埃まみれのあぢあぢの道を歩き始めてん

アテなんかあらへん
いつもの適当〜