宮﨑駿氏とスタジオジブリ

最新作「君たちはどう生きるか」が

第96回アメリカアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した

 

 

宮崎駿氏としては、千と千尋の神隠し以来2度目の長編アニメーション賞受賞である。

 

快挙と言っていいだろう。

かれは、1941年生まれの御年83歳。

 

しかも、10年ほど前に、「引退宣言」をした人である。

 

引退宣言後に、映画の都、アメリカのアカデミー賞、長編アニメーション賞を受賞する作品を作り出すとあの時誰が予想しただろうか。

 

私は、まだ、残念ながら見ていない。

子供は大きな音が嫌いなため、3歳の子を連れて見に行くことができないためだ。

 

さらに、「ジブリパーク」全面開業となった。

ジブリパークの監督は、あの「ゲド戦記」で宮﨑駿からぼろくそに言われたが、

不屈の精神で続けている息子宮﨑吾郎氏である。素晴らしい息子だ。

 

それはそうと、ジブリの中で唯一、完全なる実在の人物が主人公になった作品がある

「On Your Mark」

そう、CHAGE and ASKAのプロモーションビデオでもある作品。

 

日本のいや、世界のスタジオジブリの宮崎駿にプロモーションビデオを作らせた唯一のアーティストだろう。

 

つながっているのだ。

 

宮﨑駿氏は、引退宣言後、自身の創作意欲ともっとも敬愛する高畑勲氏から”猛烈に怒られた”ことで、

引退宣言をすんなり撤回する。高畑勲氏は「生きている限りアニメーションを辞めてはいけない」と強く宮﨑駿氏に説得したようだ。

 

作風がと思いつつ、「かぐや姫」を映画で見たとき、本当に感動したことを覚えている。

高畑勲氏は真の芸術家だった。

そういう意味で、宮﨑駿氏と高畑勲氏は相棒だったのだろう。

 

さて、CHAGE and ASKAの話題に移る。

ここからは、この宮﨑駿氏の快挙をみて、

CHAGE and ASKAも復活し、過去の快挙を超えるグループになれるのではないだろうかと

 

そのためには、二人が、二人で納得してそして、すべてを集中できることが重要ではあるが、

CHAGE and ASKAという稀有なアーティストが再び活動をはじめ、

快挙を見たい、そう、願うばかりである。

 

なにせ、二人は、ジブリのキャラクターでもある伝説のグループなのだから。

できないはずはないと。

 

CHAGE and ASKA、30年以上ファンの思いです。