犬との生活で

人の腸内細菌は変わる?


犬を飼っている方は

腸内細菌の多様性が高い

ということが分かってきたそうです。


散歩中に外の環境に触れたり

犬の体に付着した微生物が

家の中に持ち込まれたりすることで

人の腸内細菌にも

影響が及ぶと考えられています。



腸内細菌の変化は「心」にも関係する


腸は「第二の脳」とも呼ばれ

腸内細菌の状態は

ストレスの感じやすさ

気分の安定

他者への親和的な行動

にも関係していることが分かってきました。


犬と暮らすことで腸内細菌が変化し

社会的な行動(人との関わり)が

増える傾向も見られたそうです。


 犬は細菌のキャリアでもある?


犬は屋外を歩き

土や草、他の動物と接触します。

その際に付着した細菌が

犬の体を通じて家庭内に運ばれることも。


ただしこれは「不衛生」

という意味ではなく

適度な微生物との接触が

免疫や腸内環境を整える可能性がある

と考えられています。



注目される「善玉菌」とオキシトシン


犬の腸内に生息する乳酸菌一種の

ラクトバチルス属などが

人の心と体に良い影響を与えると

注目が集まっています。


これらの菌は

ストレスの軽減

愛着ホルモン「オキシトシン」

の分泌促進との関係も示唆されており

犬とのふれあいが

心を落ち着かせているとのこと。


うつ病患者においては

この菌を含む

特定の菌類が減少している人が

多い傾向にあり

近年非常に注目度の高い菌です。



犬と人は、体の中でもつながっている


犬と暮らすことは

ただ「癒される」「楽しい」だけでなく

腸内環境、心の安定、社会性

といった部分にも

静かに良い影響を与えている

可能性があります。


世界的にみても

犬と人間の関係において

腸内細菌に着目した研究は

まだ少ないですが

犬と人が共に生きることの深さを

感じさせてくれるテーマですね。