犬さんの問題行動は
「生まれつき」?それとも「育て方」?
吠える、噛む、怖がる
落ち着きがない…
犬さんの問題行動に悩んだとき
多くの飼い主様が
「性格の問題なのかな」
「育て方を間違えたのかも」
と自分を責めてしまいます。
犬さんの問題行動は単純に
「性格」や「しつけ不足」
で起こるものではないことが
分かっています。
遺伝と環境
どちらも関係しています。
犬さんの行動には
生まれつき持っている気質(遺伝的要因)
育った環境や経験(環境要因)
この両方が影響します。
どちらか一方だけで
決まるわけではありません。
犬種や血統によって
警戒心が強い、興奮しやすい
などの傾向はありますが
必ず問題行動が出る
という意味ではありません。
特に大切なのは子犬の頃の経験
研究で強調されているのが
生後間もない時期の環境です。
母犬や兄弟犬との関わり
人との接し方
音や生活環境への慣れ
この時期の経験が
その後の性格や行動の安定に
大きく影響します。
怖い経験は心と体に影響します
子犬の頃に
強いストレスや恐怖を感じると
脳やホルモン、自律神経の働きに
影響が出ることがあります。
その結果…
過剰に吠える
パニックになりやすい
攻撃的に見える行動
が現れることもあります。
これらは
「わざとやっている行動」
ではありません。
同じ刺激でも反応は犬それぞれ
同じ音、同じ出来事でも、
平気な犬さんもいれば
強く反応する犬さんもいます。
これは
生まれ持った気質と
これまでの経験の違いによるものです。
問題行動は
その犬さんなりに
身を守ろうとした結果
と考えられています。
飼い主様に知ってほしいこと
飼い主様のせいではない。
背景を理解することが改善への第一歩。
安心できる環境が行動を変えていく。
その犬さんに合った関わり方を
見つけることが大切です。
犬さんの問題行動は
生まれつきか育て方か
どちらか一方で
決まるものではありません。
その犬さんが持つ気質と
これまでの経験が重なって
今の行動が表れています。
行動は心と体からのサインです。
理解し安心を積み重ねることが
犬さんとの関係を
穏やかにしていきます。
