阪神淡路大震災…。
あの時、現場で何があったか知っていますか?
この作品は当時、救助に当たった消防士達100人以上に取材をし、
作り上げた真実の物語です。
助けられなかった数えきれない命。
救えなかった仲間。
神戸消防の隊員達はその悔しさと悲しみを乗り越え、
日々、命の最前線で闘っています。
彼らの思いを受け取ってください。
なぜ彼らが、自分の命を顧みず、人を救おうとするのか。
その意味を知ってください。
一秒で奪われた命。
一日をどう生きるのか。
それが、この物語には描かれています。
『ORANGE』
それは、最後の望みの色でもあり、消防士の魂の色でもある。
この物語は、阪神淡路大震災で被災された方々、
また、日々、命の最前線で闘う消防士の方々に捧げます。
宇田学
(HPより転載させて頂きました)
泣く作品が良い作品だとは思いませんが、
舞台を観て、ここまで泣いたのは初めてです。
『美しの水』でも、ここまでは泣きませんでしたから。
100人以上の消防士さんに取材をされて作っているそうで、上っ面の美談ではなくリアルな分、伝わるものがありました。
実は、林剛史君が出てるから、というミーハーな気持ちでチケット取りまして(笑)
心配してました。彼のこと。
震災の被災者だし、消防士を目指す専門学校に通っていた事実があるから。
1幕で、震災に関わった消防士さん方の体験談を聞いているシーンがあって。
林君、泣いてるのですが、実際のところどんな気持ちなんだろ?と。
2幕で、自分を庇って、尊敬する先輩が殉職するのかと思ったので、精神的にもつのか更に心配してしまいました。
言い方間違ってるとは思いますが、自分が殉職する側だったので、まだ楽だったかな?と。
こういう場合は、遺された側の方がしんどい・・・
役者さんは本物の衣装を着用の上、ボンペ背負って、酸素の出ない面たい付けるから、肉体的にはかなりハードですよね。
専門用語多いから、台詞長かったりするし。
林君が、面たい付けるの早かったり、ロープ結びが手際よかったりしてて、経験が活きてるのかな?なんて思ってましたが、実際の消防士さんなどが付いてかなり訓練されてるんですよね、皆さん。
震災を語るシーンで、
呼びかけに反応しない要救助者を放置して立ち去らなければならない(医療現場のトリアージと同じ状況)所で、「人殺し」と罵声を浴びるシーン。
又、元気に生存していたのに、機材が確保できないが故に回ってきた炎の犠牲にしてしまったシーン。
『人命を助ける』ことを仕事、使命として活躍してきた人たちにとって、それがどれだけの絶望をもたらしたのかと考えると、心が痛かったです。
医療現場で働く方もそうですが、『助けて当たり前』とされる世界で日々闘ってくださってる方にとって、目の前の、本来であれば助けられる命を助けられない屈辱って、計り知れないんじゃないかと。
2幕で、林君演じる消防士が、恋人にプロポーズして、憧れの救助隊(ORANGE)の合格を目指す。ところが、放火の現場で上官の命令を無視し殉職。婚約者が葬儀場で「(憧れの先輩である)貴方達2人が居たら絶対大丈夫だから」と言っていたのに!と詰め寄るシーンがあります。
私の知り合いで、旦那様が救助隊員の方が居るのですが、プロポーズを受けたとき「貴方が絶対死なないと約束するのなら」と答えたそうです。
それに対し、彼の返事は「それは約束できない。でも、お前と将来できるであろう家族(子供)の為に、全力で生きる努力をすると約束する」と答えたそうです。それぐらい、死が身近なんですね。
林君のお姉さんで、同じ隊の隊員を演じていらした森下仁佐恵さんが健気で。弟の形見の手袋を、同僚に託すシーンのお二人の演技に、息をするのも忘れて引き込まれてました。
森下さん、カッコ可愛くて好きです
ちょっと話がそれますが。
バディを失ったことのある元消防隊員の方が、
あの時、現場で何があったか知っていますか?
この作品は当時、救助に当たった消防士達100人以上に取材をし、
作り上げた真実の物語です。
助けられなかった数えきれない命。
救えなかった仲間。
神戸消防の隊員達はその悔しさと悲しみを乗り越え、
日々、命の最前線で闘っています。
彼らの思いを受け取ってください。
なぜ彼らが、自分の命を顧みず、人を救おうとするのか。
その意味を知ってください。
一秒で奪われた命。
一日をどう生きるのか。
それが、この物語には描かれています。
『ORANGE』
それは、最後の望みの色でもあり、消防士の魂の色でもある。
この物語は、阪神淡路大震災で被災された方々、
また、日々、命の最前線で闘う消防士の方々に捧げます。
宇田学
(HPより転載させて頂きました)
泣く作品が良い作品だとは思いませんが、
舞台を観て、ここまで泣いたのは初めてです。
『美しの水』でも、ここまでは泣きませんでしたから。
100人以上の消防士さんに取材をされて作っているそうで、上っ面の美談ではなくリアルな分、伝わるものがありました。
実は、林剛史君が出てるから、というミーハーな気持ちでチケット取りまして(笑)
心配してました。彼のこと。
震災の被災者だし、消防士を目指す専門学校に通っていた事実があるから。
1幕で、震災に関わった消防士さん方の体験談を聞いているシーンがあって。
林君、泣いてるのですが、実際のところどんな気持ちなんだろ?と。
2幕で、自分を庇って、尊敬する先輩が殉職するのかと思ったので、精神的にもつのか更に心配してしまいました。
言い方間違ってるとは思いますが、自分が殉職する側だったので、まだ楽だったかな?と。
こういう場合は、遺された側の方がしんどい・・・
役者さんは本物の衣装を着用の上、ボンペ背負って、酸素の出ない面たい付けるから、肉体的にはかなりハードですよね。
専門用語多いから、台詞長かったりするし。
林君が、面たい付けるの早かったり、ロープ結びが手際よかったりしてて、経験が活きてるのかな?なんて思ってましたが、実際の消防士さんなどが付いてかなり訓練されてるんですよね、皆さん。
震災を語るシーンで、
呼びかけに反応しない要救助者を放置して立ち去らなければならない(医療現場のトリアージと同じ状況)所で、「人殺し」と罵声を浴びるシーン。
又、元気に生存していたのに、機材が確保できないが故に回ってきた炎の犠牲にしてしまったシーン。
『人命を助ける』ことを仕事、使命として活躍してきた人たちにとって、それがどれだけの絶望をもたらしたのかと考えると、心が痛かったです。
医療現場で働く方もそうですが、『助けて当たり前』とされる世界で日々闘ってくださってる方にとって、目の前の、本来であれば助けられる命を助けられない屈辱って、計り知れないんじゃないかと。
2幕で、林君演じる消防士が、恋人にプロポーズして、憧れの救助隊(ORANGE)の合格を目指す。ところが、放火の現場で上官の命令を無視し殉職。婚約者が葬儀場で「(憧れの先輩である)貴方達2人が居たら絶対大丈夫だから」と言っていたのに!と詰め寄るシーンがあります。
私の知り合いで、旦那様が救助隊員の方が居るのですが、プロポーズを受けたとき「貴方が絶対死なないと約束するのなら」と答えたそうです。
それに対し、彼の返事は「それは約束できない。でも、お前と将来できるであろう家族(子供)の為に、全力で生きる努力をすると約束する」と答えたそうです。それぐらい、死が身近なんですね。
林君のお姉さんで、同じ隊の隊員を演じていらした森下仁佐恵さんが健気で。弟の形見の手袋を、同僚に託すシーンのお二人の演技に、息をするのも忘れて引き込まれてました。
森下さん、カッコ可愛くて好きです
ちょっと話がそれますが。
バディを失ったことのある元消防隊員の方が、
「工場火災の現場でさ、煙で方向がわからなくなって、ヤバイかもって思ったとき、死んだそいつが出てきて、笑顔で案内しやがって」
そしたら、他のお仲間も「あー!現場でアイツを感じる時あるよなー」と。
「アイツ、死んでからもまだ働いてんだよな・・」
「いいんじゃないか。死んでんだから、疲れないし、壁とかすり抜けられるしよ」
と冗談を言いつつ、お酒を召し上がられてました。
笑顔だったんですが、瞳が濡れてて、「自分だけが助かっちゃってよ」と呟いてみえた姿を今でも忘れることが出来ません。
震災の時は、救助に携わった方も、多く命を失われたと聞いてます。
また、せっかく助けたと思った方が、クラッシュシンドロームで亡くなり、それがトラウマになり、引退を余儀なくされた方もいると聞きました。
戦後の焼けの野原のような現場で活躍し、多くの救えなかった命を目の当たりにしても尚、今も現役で頑張ってくださっている関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。
実際の被災者の方々がこの作品をご覧になって、どのように感じられるのか、悔しい思いだったり、腹立たしい想いもひょっとしたらあるのかもしれませんが、私は、この作品を子供達にも観て欲しいと強く思いました。
楽日は、フォースコール&スタオベだったようですが、それは
この作品を作り出すまでの過程と、演出、そこに集った役者さん方の思い、演技、それら全てに対するお客様の想いのお返しだと思います。
この作品に出逢えたことを感謝します。
再会を切に願って・・・・
ありがとうございました
そしたら、他のお仲間も「あー!現場でアイツを感じる時あるよなー」と。
「アイツ、死んでからもまだ働いてんだよな・・」
「いいんじゃないか。死んでんだから、疲れないし、壁とかすり抜けられるしよ」
と冗談を言いつつ、お酒を召し上がられてました。
笑顔だったんですが、瞳が濡れてて、「自分だけが助かっちゃってよ」と呟いてみえた姿を今でも忘れることが出来ません。
震災の時は、救助に携わった方も、多く命を失われたと聞いてます。
また、せっかく助けたと思った方が、クラッシュシンドロームで亡くなり、それがトラウマになり、引退を余儀なくされた方もいると聞きました。
戦後の焼けの野原のような現場で活躍し、多くの救えなかった命を目の当たりにしても尚、今も現役で頑張ってくださっている関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。
実際の被災者の方々がこの作品をご覧になって、どのように感じられるのか、悔しい思いだったり、腹立たしい想いもひょっとしたらあるのかもしれませんが、私は、この作品を子供達にも観て欲しいと強く思いました。
楽日は、フォースコール&スタオベだったようですが、それは
この作品を作り出すまでの過程と、演出、そこに集った役者さん方の思い、演技、それら全てに対するお客様の想いのお返しだと思います。
この作品に出逢えたことを感謝します。
再会を切に願って・・・・
ありがとうございました