こんばんは
中之園由美子です。
不登校児の支援について考える、ブログを月1程度担当させていただくことになりました
よろしくお願いいたします
今日のテーマは
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学校を含めた「社会への参加意欲」を高めるポイントとは?
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について、
多くの不登校児と触れ合いながら、この子達の成長する様を見届けてきた立場から
ちょっと書いてみます
不登校児といっても、様々な背景や特徴(特性あるいは個性)を持っているので
アセスメントしてみないと、必要な支援ができないというのは大前提です。
そのうえで
私が必要だなあと思うポイントは3つ
1,安心できる居場所があるかどうか
2,親の子供に対するマイナスイメージをプラスの方向に転換していくこと
3,その子の自主性自律性を引き出すサポートをすること
だと感じています。
まず
1,居場所⇒家庭🏡が居場所の機能を果たしているか?
これはなかなか難しいかもしれません。
多くの親さんたちは【不登校】についてネガティブなイメージを持っているので、【責める】【脅す】【追い詰める】をやってしまいがち
そうじゃない親さんも、もちろんいますよ
学校と家以外に「居場所」があれば、そこで子供たちはエネルギーチャージをすることができます。
クリニックの「こどもデイケア」はまさにその居場所機能を果たしていたと思います。
小学校4年生から不登校で、その後デイケアに通いながら学校に復帰した、ある女の子は
今年、高校を卒業して県外に進学しました。
その子が出発する前、お手紙をもらいました。
一部をご紹介しますね
なかのぞのさんへ
「学校に復帰してからは、あまり会えなくなったけど、たまにクリニックで見かけたら、中之園さんが声をかけてくれて、学校のことなど話しましたね。私の話を嬉しそうに聞いてくれて、沢山言葉をかけてくれて、、、実はとっても嬉しかったんです!(笑)本当にお世話になりました。また、帰ってきたとき会えたらいっぱい話しましょうね。」
小4からですから、8年ぐらいかかわりました。
色々とつらい時期もあった子ですが、乗り越えてほんとに成長しましたね。
小さな女の子だったのに、もうすっかり大人になって
思いがけずこんなお手紙を貰って
心理師として、不登校だった子の成長を見届けられた、嬉しい瞬間です
今日は、
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学校を含めた「社会への参加意欲」を高めるポイントとは?
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について
私が思う3つのポイントの1つ
【居場所】について、少しだけ書いてみました。
後の2つは、次回に回します
お楽しみに