やっぱり素組みで良く走る【M300GT2】 | andewmaのブログ

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涅槃で待つ

来月10月11日開催のカワダカップにエントリーしたので、

練習のためにM300GT2をDAYZで走らせてきました。

 

前回、キット標準で組んでそのまま走らせていましたが、

今回は本家ブログに紹介されていた「設計者が考えたメチャよく走るセット」を

試してみようと思い、セッティングシートをプリントアウトして持って行ったのですが、

よくよく見てみたら、殆ど標準セットと変わりない。

フロントのバネを青→橙と柔らかくして、リバウンドを調整しただけ。

素組みでよく走る証拠です。

 

フロントのバネを柔らかくすると動きが優しい方向に向かいますが、

やっぱりダイレクトドライブですので、デフの作り方によっても曲がり方が変わります。

セッティングシートにも書いてありますが「デフは重めが良い」そうで、

この日同じくGT2を持ち込んでいた清水さんからアドバイスを貰い、

デフボール全入れにして作動を重くしてみました。

強めに閉めたら安定しすぎて曲がらなくなってしまったので、

そこから少しづつデフの締め込みを調整して良い具合を探しました。

 

30.5Tとギア比固定のレギュレーションは、久しぶりにコースインさせた瞬間は

「こんな遅かったっけ?」と思うくらいの速度ですが、

いざコースを周回し出すと、走らせながら色々考える事が出来る余地があってやっぱり楽しいです。

走らせ方やライン取りなど、コーナーに差し掛かる度に

「次はこういう運転を試してみよう」とか「ちょっとミスったんで修正しよう」とか

遅い速度故に、思考のリソースをマシンをコース上に留まらせる以外の事に使えるので、

結果的に一回の走行で色んな事が試せて“濃い”走りをすることができました。

 

今回も2時間程走らせて200周程度回ってしまいました。

「いじる所が少ない、というか無い」と言われるGT2ですが、

まだまだやり足りない事はたくさんあります。

本番までにあと一回くらいは走らせておきたいです。