映画と私 -9ページ目

ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ

1910年。若き日にともに雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。メキシコ出身のシルバはしっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主だ。一方、アメリカ出身のジェイクは厳格な性格をしており、冷淡で不可解で、シルバとは正反対だった。出会ってから25年が経つ2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合う。しかし翌朝、ジェイクは前日とは打って変わり、シルバがここへ来た本当の目的を探ろうとする。

(映画.com)


アルモドバルのおっさんずラブ。

おっさんずラブみたいには笑えないし、

うんと生々しい。

でも短編なので気軽に観れた。


アルモドバルが、

ブロークバックマウンテンの監督を

固辞したことから、

これがそのアンサー映画だそう。

私はブロークバックマウンテン大好き。

あの切ないかんじ、心に秘めたかんじがいい。


この作品も、心には秘めてるんだろうけど、

大胆!ペドロ・パスカルのお尻がきれい。

この感じがアルモドバルなんだろうな。

ブロークバックマウンテンは、

アン・リーでよかったと思う。


最後はハッピーエンド。

切なさよりも正直な心も大事だなと

思わせてくれる。





恋するプリテンダー

弁護士を目指してロースクールに通うビーは、街角のカフェで知り合った金融マンのベンと最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いが原因で燃え上がった恋心も一気に凍りついてしまう。数年後、そんな2人がオーストラリアで同じ結婚式に出席して偶然に再会。真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせる中、険悪なムードを漂わせる2人。しかし、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、互いの望みをかなえるために恋人のフリをすることになり……

(映画.com)


疲れてる時はこういうのがいい。

評判良かったラブコメ鑑賞。

王道かついい意味で古典的。

3回ぐらい笑えた!

蜘蛛とパンツ面白い。


主演の2人も良くて好感持てる。

巨乳とマッチョという見た目に反して、

繊細かつ毒舌なので、

飽きることなくみてられる。

シドニー・スゥイーニーいいね!

ベタ最高。





遊撃 映画監督 中島貞夫

1964年に「くノ一忍法」で監督デビュー以後、「893愚連隊」や「鉄砲玉の美学」「狂った野獣」、そして「極道の妻たち」シリーズなど、数多くの作品を手がけた映画監督・中島貞夫が、監督としての自身を育ててくれた東映京都撮影所のため、そして京都の映画作りの伝統を残すため、20年ぶりにメガホンを取ったのが「多十郎殉愛記」だ。

同作の撮影が行われた2018年、当時83歳の中島監督が東映京都撮影所を舞台に繰り広げる覇気あふれる映画作りの様子を中心に、友人である倉本聰や、かつての仕事仲間である荒木一郎、三島ゆり子、橘麻紀、高田宏治、教え子の熊切和嘉らによるインタビューを交え、中島監督の半生や映画に対する熱い思いに多角的に迫っていく。

(映画.com)


中島監督の作品はほとんどみてないが、

監督自体が魅力的なので、楽しめた。

チャンバラ映画が消滅しないように、

20年ぶりに監督する日々。

大阪芸大の教え子、熊切監督や山下監督も出てくる。


東大を卒業して、東映に入り、

ヤクザ映画を撮る日々。

同級生は官僚になっているのに。

カッコいい。

山窩の映画を撮ることで、東映をやめたそう。

この作品気になる。


奥様が監督をかなり支えてくれたそう。

奥様が余命宣告されてからは、

監督もかなり尽くしたエピソードや、

奥様のことをみんなママとよび、

ピラニヤ軍団や渡瀬恒彦が遊びに来てたことなど、そういう話をきけるだけでも楽しい。

荒木一郎も出演!邪宗門でコーヒー飲んでた。


遺作となった映画はコケたみたいだが、

作品はコケても、監督の映画への愛や

人々に愛されてるかんじが

しみじみ伝わってくる。

893愚連隊の

「いきがったらあかん。ネチョネチョ生きとるこっちゃで」が印象に残る。

観てみたい。