カラオケ行こ! (映画) | 映画と私

カラオケ行こ! (映画)

中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……

(映画.com)


漫画を読んでたので、比較しつつ鑑賞。

原作の雰囲気を壊さず、

うまく映画になってるなあと思った。

漫画よりもBL風な空気が私は強く感じられた。三角関係と誤解されて強く否定したり、

後輩男子の苛立ちや、映研の同級生など、

直接的な表現はないし、思春期特有のものかもしれないけれど。

狂児に対する思いが、憧れと友情といろんな気持ちが混ざってるんだろうな。でもなんか恋のような感じがしてしまう。

漫画はもっと淡々としてたかな。

概ね綾野剛は役者としては好きだけど、

私の頭の中のイメージの狂児ではなくて、

だったら誰が良かったのかと言われても

思い浮かばない。

事故後、ワイシャツを腕まくりして

刺青が少し見えてるのが色気あったけど。

聡実くんの役のはピッタリだったな。