ナイアド その決意は海を越える | 映画と私

ナイアド その決意は海を越える

マラソンスイマーを引退して約30年が経ったダイアナ・ナイアド。60歳を迎えた彼女は、ずっと思い続けていたひとつの挑戦が頭から離れなかった。それは「水泳界のエベレスト」と呼ばれるフロリダ海峡を横断するというものだった。フロリダ海峡にはサメや毒クラゲの恐怖や、激しい湾流などもあってオーシャンスイムの最難関とされ、そこを泳ぎ切るには想像を絶する困難を乗り越えなければならない。それでも世界初の称号をかけ、サメよけのケージも使わずに生身で泳ぎ切ることを決意したダイアナは、親友でありコーチでもあるボニーらとともに4年に及ぶ波乱に満ちた挑戦に乗り出す。(映画.com)


若い頃に挑戦してできなかったことを

64歳になって達成するってのがすごい。

体や顔に皺は刻まれてても、

心は老いない。

14歳の頃の、性的暴行なども描いており、

泳ぐシーンでフラッシュバックする。

なぜ自分は抵抗できなかったのか、

その思いと海峡を横断することが重なっていた。成功すれば全て終わりではないだろうが、自分の意志を貫けたと思えるのかもしれない。


アカデミー授賞式をみて、ぜひ観たくなった。

アネット・ベニング、ジョディ・フォスターが

期待を裏切らない熱演。

最後に本人が登場するが、

ジョディが演じてるのと、

本物のボニーがそっくりで流石と思った。

90歳まで泳ぐと言ってたので、

また伝説作ってほしいね。

航海士役のリス・エヴァンスも良かった。