浅草キッド | 映画と私

浅草キッド

昭和40年代の浅草。大学を中退し、「お笑いの殿堂」と呼ばれるフランス座のエレベーターボーイをしていたタケシは、深見のコントにほれ込んで弟子入りを志願。ぶっきらぼうだが独自の世界を持つ深見から、芸ごとの真髄を叩き込まれていく。歌手を目指す踊り子・千春や深見の妻・麻里に見守られながら成長していくタケシだったが、テレビの普及とともにフランス座の客足は減り、経営は悪化していく。やがてタケシはフランス座の元先輩キヨシに誘われ、漫才コンビ「ツービート」を結成。深見の猛反対を押し切ってフランス座を飛び出し、人気を獲得していく。

(映画.com)


ガンニバルで柳楽優弥改めていいなあと思って、こちらも鑑賞。

顔は似てないけれど、

セクシーさが、たけしと通じる。

レニー・ブルースみたいになりたかったんだね。


自分が記憶あるのは、

漫才ブームとタケチャンマン。

それ以前の浅草での師匠との生活を知ることができて面白かった。

タップダンス教えてもらったのとかは知っていたけれど、師匠の人となりを知ると 

タップダンスの意味も沁みる。

その後、映画監督になっても、

座頭市でああいうふうに生かされるんだもんな。


配役が良くて、柳楽優弥はもちろん、門脇麦もいい。ジョニィへの伝言歌うシーンいいな。70年代の役似合う。

深見師匠の実物をよく知らないので、

大泉洋がどうかわからないけれど、

今まで観たもの中で一番好感もてた。

最後のタップダンスのシーンはやっぱりいいね。


実物の人を演じるっていうのは有名であるほど、違和感がどうしても出てしまうけど、この作品はすごくまとまってて、突っ込まずにみていられた。

劇団ひとりすごいね。