フレンチ・ディスパッチ | 映画と私

フレンチ・ディスパッチ

国際問題からアート、ファッション、グルメに至るまで深く切り込んだ記事で人気を集めるフレンチ・ディスパッチ誌。編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr.のもとには、向こう見ずな自転車レポーターのサゼラック、批評家で編年史家のベレンセン、孤高のエッセイストのクレメンツら、ひと癖もふた癖もある才能豊かなジャーナリストたちがそろう。ところがある日、編集長が仕事中に急死し、遺言によって廃刊が決定してしまう。

(映画.com)


ウェス・アンダーソンは、あまり自分的には好きじゃないのだけど、

出ている人たちにそそられ、

公開前のビジュアルにもひかれ、

さらにはフランス映画にオマージュなんて書いてあると、こりゃ観なければとなった。


結果、美術はおしゃれだし、ビル・マーレイ、レア・セドゥ、エイドリアン・ブロディ、ティモシー・シャラメ、フランシス・マクドーマンド、シアーシャ・ローナンみんな素敵だった。

オーウェン・ウィルソンも!

でもなんか話的にはのりきれない自分がいた。

やっぱり苦手かもしれん。

笑いのツボも合わない。。

アニメの部分が良かったので、そこもう少し長くてもいいなあと思った。

天才マックスみたいなのが一番いいな。


オマージュとしては、

いきなりオーウェン・ウィルソンがジャック・タチみたいだった!

そして、ベニチオ・デルトロはルノワールの

素晴らしき放浪者。

2話目の話はゴダールの男性・女性

3話目は、地下鉄のザジっぽい。

サティとかも使われてた。


ウェス・アンダーソンが16歳の時に、

トリュフォーの大人は判ってくれないをみて、

フランス映画好きになったそう。

偶然にも、私も同じ年で、大人は判ってくれないをみて、フランス映画好きになったし、

永遠のマイフェイバリット!

趣味はとても合いそうなのに、

話は合わないのかもしれない(勝手に思う)

おしゃれなだけじゃ、私はだめだわ。