桂春菜独演会 | 映画と私

桂春菜独演会


思いっきり、三日坊主でブログ更新してなかった・・。今日から書くぞ。
今日は、天満天神繁昌亭の「桂春菜 独演会」に行ってきた。

桂春菜は故桂春蝶の息子。たまたま深夜テレビで、たちぎれ線香を観たことがきっかけで
ファンになってしまった。そしてそんな時、父から偶然春菜さんのチッケトをもらいこれは、
運命やわとますます好きになったのだ。
 
そんな春菜さんの今日は初の独演会である。なんだか気まぐれに決まったものらしい。
「看板のピン」「たちぎれ」「野ざらし」の3本。気合いが入っていた。
やっぱりおもろい落語家というのは、演技力とその人にしかない味があるかどうかだと思う。

春菜さんはもちろん演技力もあるけれど、私が好きなのは勢いが増すほど、白目を剥いてしまうとこだ。
今日は、かなり剥いていた。普段はものすごい瞬きが多い人だけど、
それすら白目剥くための準備運動やったんかと思えてくる。
声にも、特徴があり乗ってくるとどっからでてんのかというくらい高い。
声も目と同様、剥けてるかんじ。端正なお顔ゆえに、そのギャップが私にはたまらんのです。

そして今日一番印象深かったのは、ご両親の話。
春菜さんが中学校の頃、帰宅すると両親の話し声が聞こえてきた。
その内容、母「私は呪われてなんかないーーー。」父「来い!来い!」というもので、
春菜さんが驚きドアを開けると父が母の上に馬乗りになり、
母の頭でグレープフルーツを搾っていたというのだ。
母が年々、口答えをし、偉そうになってくるのは悪魔の仕業だと思った父は、
グレープフルーツの自然の力を借りて悪魔払いをしていたそうだ。

頭でグレープフルーツ搾るって。このご両親ありきの、春菜さんなのか。
普段はとても好青年なかんじなのに、白目を剥いた姿を1度目にしてしまうと何となく、
それが納得できるのだった。