もしも名門の私立女子高生がオグ・マンディーノから成功哲学を学んでいたら -2ページ目

もしも名門の私立女子高生がオグ・マンディーノから成功哲学を学んでいたら

現代に蘇ったオグ・マンディーノが日本の名門の私立女子校に赴任して成功哲学を教授致します

「それでは、第二回目の授業を行いたいと思います。」

今回のテーマは、かけがえのない存在についてです。
ところで、生田さん、人間はかけがえのない存在であると思いますか?」

「はい、そう思います。」

「その理由を聞かせてください。」

「抽象的な質問なので、答えることが大変難しいのですがーーー
そこで、『かけがえのない』という意味を、まずは辞書で確認してみることに致しました。
大辞林で調べてみたところ、

かけがえのないとは、なくなったら、他のもので代えられない。

ということですので、それほど大切なものということですね。」

「そうですね。
難しい言い方になりますが、

POINT この宇宙に存在するありとあらゆるものが、
存在する必要性があって存在しているということ。
したがって、不必要なものは一つもないというわけです。

これは、人間はもちろんのこと、
どんな微生物でも、そうなのです。

なぜなら、微生物がいるからこそ、
小魚が微生物を食べて生きていくことができるし、

小魚がいるからこそ、
それよりもっと大きな魚が、小魚を食べて生きていくことができるわけです。

そして、魚がいるからこそ、我々人間は、
魚貝類を食べて生きていくことができるわけです。

このような食物連鎖の仕組みは、
いうまでもなく、末端にいる微生物がいるからこそ
成り立つものであるといえましょう。

もしかしたら、生田さんは、
インスタント食品やファーストフードばかり食べてはいませんか?」

「そう言われてみれば、そうかもしれません。
しかし、私が、一番好きな食べ物は、
カップヌードルなどではなくて、
うどんなのです!」

「そういえば、生田さんは、
うどんのコマーシャルにも出ていましたね。」

「はい、そうでーーーす!」

「日清食品でしたか?」

「はい、良かったら、こちらをご覧ください。」



「はい、ちょっと脱線してしまいましたね。(笑)
ここは、日清食品の紹介コーナーではありませんから。

それでは、元に戻しますとーーー
食物連鎖という観点からみると、
どんな微小な生物であっても、
その存在自体が非常に大切なわけです。

わかりますよね?」

「はい、わかります。」

「また、あらゆるものに、存在理由があるというのも、
存在する必要性があるから、当然である。
わかりますよね?」

「はい、わかります。」

「そして、たとえ、道端に転がっているような路傍の石であっても、
そこに存在する必然性があるわけです。

要するに、生田さんは、この世に存在すること自体、実は大きな意味があるのです。

わかりますか?』

「そうなんですか?」

「そうなんですよ。』

POINT ですから、生田さんは、かけがえのない存在であるとは、
それは、外交辞令でもなんでもなく、
あなたは、この世に存在する必要性があるからこそ存在しているわけですし、
したがって、間違っても、生田さんは、この世でいらない存在であるわけがないのです。

生田さんは、存在する理由があって、今こうしてこの世に存在しているわけです。
それは、あなたが、この世に存在する必然性があるから存在しているといっても決して言い過ぎではありません。

もしかしたら、生田さんは、自分なんて宇宙全体から見てみればとても小さな存在にすぎないと思っているかもしれない。
しかし、実は、生田さんが一人いなくなれば、この地球は成り立たない。
生田さんの存在というものは、それほど大きな意味があるのです。」

「そう、なんですか?」

「そうです。
ですから、生田さん、もっと自信を持って生きていましょうね。」

「はい、わかりました。」

「それでは、次回は、さらに今までの話を発展させていきます。
すなわち、人生の目的について考えてみたいと思います。

それでは、今回も、ありがとうございました。」

「先生、こちらこそ、ありがとうございました。」

なお、この物語はフィクションであり、
実在の人物及び団体とは一切関係ありません。

生田絵梨花