
■トラウトの禁漁まで、残り半月足らずになってしまった。
渓魚とは、岩魚と山女魚を指すのだが。トラウトファンなら、どちらも好きかと問われれば、二つに別れる筈だ。何故なら、両魚種とも個性が全く異なるからである。俺が棲息する山小屋の前には、イワナと山女魚を養殖している池がある。この二つの魚種を毎日観察していると、実に面白いことに気がついた。山女魚は、俺を見つけると後を追い回して餌をねだるのだが、イワナは草陰から出てきても直ぐに戻ってしまう。山女魚はひょうきんで誘いに乗るが、岩魚は神経質な魚なのだ。そして、山女魚は人に慣れても、岩魚は臆病で人見知りする癖がある。
先週、西会津方面本流と支流を覗いてきた。
飯豊水系は、もう秋の装いだった。阿賀野川から、産卵を目的にした山女魚が遡上している姿を発見した。中禅寺湖のヒメマスのようにド派手ではないが、魚体は紅に染まっていた。流速が5Km。水深70cm。川底は玉石だらけのポイントで、トンでもない化け物山女魚が躍り出たのだ。45cmもある魚体は、そうザラにはお目にかかれない代物だ。性別は、数が少ないオスだった。
この台風が落ちついたら、ビッグチャンスが訪れる。
出水後のゴミが落ちついたら、少し大きめの6gから8gワイドスプーンで、流速よりも僅かに早めにリーリングする。ヒットカラーは、オレンジ系が強い。もし、姿を発見できたらサイトフィッシングでねらう。ヒットテクは、鼻先でクイックリターン(ロッドティップで弛み&煽り)させることにある。
●使用しているフックは、全てシングルバーブレスだ。
キャッチしたら、素早くリリースすることを忘れずに願いたい!