
■東北の夏本番!突入!
と言っても、如何わしい本番じゃない!
みちのくの夏本番は、夜空に咲く大花火である。
先日は、福島の阿武隈川で花火ショーが開催された。
8月17日には、福島県庁裏河川敷きで灯篭流しと花火大会がある。
以前、レギュラー出演していたスーパー○番組での収録が思い浮かびます。
秋田大曲の大会は、いつだったかなぁ~と考えつつ、AM:5:00東北道を北に向っていた。
目的地は、北の京都角館に流れる桧内川上流だった。15年ほど前になるか、彼女とよく通った道すがらである。秋田内陸道には、ひなびた温泉が何軒もある。決して豪華ではないのだが、ゆっくりと落ちつける風情があったんですよねぇ~。今回は、みちのく男一人旅だ。色気も何にも無いけど、トンでもねェ「ジゴロ」と出会ってしまったのだ。
ブナ林にすむジゴロ
■本流沿いを遡行していたら、小さな渓流が合流していた。
その雰囲気につられて、険しい岩場をどんどん遡り異様な館にでくわした。
大きな岩の隙間に、ポッカリと空いていたミステリーゾーン。間違いなく岩魚がいると確信した。岩魚は、その名前の如く岩に寄り添って棲む魚である。そして、闇間がすきなのだ。僅かな空間に流れてくる餌は、何でも捕食する。昆虫はもとより、40cmぐらいのヘビだってモノともせずに噛み付いてくる。
俺は、7Fロッドに12#ブリーチカディス(山イナゴ)を結んで穴の中に放り込んだ!一応フライフィッシングタックルなのだが、こんな場所で格好つけてる場合じゃねェ。ティップアクションで、シュートしたら直ぐにラインをドリフトさせる。こうしないと、手前の流れにラインが流されてしまうからだ。
二回目にアタックした時、真っ赤な口を開けた魔物が俺の逸物(毛鉤だ!)を飲み込んでしまった。
来た!!!俺は一瞬我が目を疑った。それほど巨大な怪物だったのだ。フッキングしたものの、渓流FFタックルでは太刀打ちができない。全く姿を見せずに、穴の中に引きずり込まれた。その後は水飛沫の中で格闘していたが、何がどうなったか今でも思い出せない。
分かっているのは、格闘の末に抱いた獲物に夢中になり、気がつけば自分のロッドを踏んずけてしまっていた。7万円もするFFロッドだったが、写真を撮る事が先決だったのである。その獲物は、オスの岩魚46cmだった。長年釣りをしているけど、こんな小さな渓流でこんな大きな岩魚に出会ったことは無かった。
暴れる巨体を強く掴んだ為か、10枚ほどシャッターを切っている間に弱ってきた。
直ぐに開放しないとヤバイ!急いで追加の撮影をした。弱った体を流れに向けて、体調が戻るのを確認。そっと流れの中に戻してやった。ヤツは、後ろを振り向きもせずに悠々と塒の中に消えた!こんなシーンは、誰にも見せられません。釣師だけの感動なのだから。
by、源爺。