
本流通い歴35年が過ぎた。バカの一つ覚えとは申せ、どうして擬餌鉤に凝ってしまったのだろうか。釣師は、色好みが多いと聞くが、俺は真面目一筋にやってきた男である。誰だよ!トンでもねぇ何て抜かすヤツは!横から口を挟むんじゃないですよ。
と言いたい所だが、釣りに行くときゃいつもオンナが一緒だったナァ~。
夜の遊びも半端じゃなかった!そんな俺が、何のこたぁねぇ山の女に惚れてしまったのよ!
でも、この女にだけは家庭的問題は起らなんだ。
その正体とは、銀箔のボディーにパールブル-が散りばめられている山女魚だったからである。
トンだ寄り道をしてしまったが、本流に棲息する尺上の山女魚を抱いたら、他の渓流にいる幼い山女魚じゃ満足できる訳は無いのだ。この日は、AM:5:00からキャストを開始した。天候は絶好の曇り空だった。水量も適量で、水温は14度を指していた。予感がした!この流れのオープニング(展開ポイント)には、絶対に数匹の熟女魚がタムロしている筈だ。
案の定!2投目のオリジナルブレードに、ズッシリと乗り掛かってきたのだ。
次回は、熟女魚の待ち伏せとランディングの仕方を解説する。