
■奥羽山麓はすっかり冬景色になってしまった。
お向かいの仙人から、朝っぱなから電話があった。
又何処かに連れて行く気だなと勘ぐったら、お昼にお客が来るんで!
一緒に昼飯を食わないかとのお誘いだった。何でも、自然薯を掘ってきたので麦飯で喰うのだそうだ。
「麦トロ飯」の名称ぐらいは知っていたのだが、本格的な飯は喰った事なかったからOKの返事をした。
暖炉には、岩魚の炭火焼きと、麦トロ飯が用意されていた。
俺はてっきり、白米に麦を適量入れて炊いたゴハンと思って一口頬張った。
のだが、。。。口の中で、ゴソゴソと異物のような感触にドキ!!それに旨くない!!
其れを見ていた仙人が、源爺よぁ! 是がホントの「麦トロ飯」なんだよ。
ゴソゴソする筈です!ゴハンは全て固めの麦だったのだぁ~!
確かに素朴な味だったけど、正直言って不味かった!
今時、刑務所だって麦100%ではないと思うけど。