■変態!自然の驚異! ■初夏の奥羽山麓。小さな山小屋の出来事。 俺が潜伏している森の中に、静かな沼がある。 夜毎そこから這い上がり、草むらの中で変態するヤツがいるのだ。 池の淵から、夜中に姿を現してくる。その姿は、茶褐色で鎧を着ているようだった。 .....トコロがである。 AM4:30分頃。俺の目の前で白い羽衣をチラつかせながら脱ぎ始めたのだ。 これは只事ではない!此のままでは、俺は覗きの現行犯で逮捕されるかも知れないからだ。 ようやく我に返った。この変態行動は、自然界の出来事だった。 その正体は「オニヤンマ」の独り舞台だったのです。