
◇この物語は、無謀にも山岳渓流の上流部から、カナディアンアルミカヌーで降下。
その上に、釣りも楽しもうとシャレ込んだのだ。誰が提案したのか、最も険しい急流として知られる新潟県鹿瀬村に位置する前川。裏川。実川渓流だったのが運の尽き。メンバー4人、次々と現れる難所に遭遇して散々な目に。轟沈メンバー果たして無事に帰れたでしょうか。
皆さんは絶対に真似しないで下さい。命の保証は致しません。
◆実川は、上流部が前川と裏川に分かれている険しい渓谷だ。
渓流の両岸は、30m以上の切り立った岩盤が行く手を阻んでいるが、尺イワナの宝庫としても知られている。このフィールドは、一度入り込んだら途中離脱する事は不可能です。発電所が各所にあり注意が必要だが、阿賀野川までのカヤックのコースにもなる。
西会津町から、阿賀野川沿いに実川を目指すと豊実橋がある。ここから搬入ポイントまで約30分で前川に着く。川通しが不可能な山岳渓流には、多くの滝がすべり落ちている。其処は、幻想の世界でもある
◆40mもある崖を、重さ約65キロのグラマンカヌーを3人で搬入した。
岩肌がオーバーハングしているハードリバーは、日中でも見通せない。突起岩に注意をしながら、パドリング。20m程進むと、再び難所が出現。その都度、カヌーを担いで歩いた。ようやく岩場地帯を抜けたら。大きなプールに入り込んだ。何と、悠然に泳ぐイワナを発見。舟艇上からルアーキャスト。ルアーを見たのが初めてだったのか、ファーストキャストでヒットしてしまった。
荒れ狂う流れと、数百トンもある大岩が行く手を遮った。
余りの急流に、オープンカヌーでは直ぐに横転する事は承知の覚悟。
今回のカヌー走破で習得した事は、大人3人居ても歯が立たない。魚影に惑わされてはならない。自然の脅威を知らされた。等々、多目的に行動したので苦難の行程となりました。事の始まりは、ロープ降下で巨大なイワナの群れを見つけた私が計画。一大事は、新品のカヌー本体がデコボコに!最初は丁寧に取り扱った舟艇でも、自分がすがり付くのがやっとの岩場では、邪魔扱いで引きずり上げて蹴落としする始末。道具を粗末にしてはいけません!
ちなみに写真がアンダーとなってしまったのは、カメラザック水没が原因で絞り機能が不能。ルアータックルと備品類も流失。3人ともアザだらけで帰路に。この現場では、悲しみも後に起こりました。釣りとカヤック仲間の友人が、単独で釣行中に岩場から転落して亡くなりました。アウトドアライフは、冒険ではなく遊びの追求です。 皆さんも、アドベンチャーは控えめに!!!