窪寺昭/藤原秀衡・藤原泰衡


つい数日前までは35℃をこえる猛暑日だったのに、今日は嘘みたいに涼しい。
快適な筈なのに、何かとてもさみしい。
公演が終わり久しぶりに惚けています。終演後あるある、心にポッコリと穴が…(笑)
「美しの水」はそれだけ、自分にとっては大きい存在だったのかもしれない。
2006年に劇団を離れた時、一番最初に完全に外から観た作品だった。何だか不思議な感覚だった。観客なのにやたらソワソワして、自分がいない世界に寂しさを感じたり、それでも感動して涙したり。当時の自分が泰衡と重なって見えたり。
だから今回「美しの水」の出演は自分の中ではデカい一行事だった。一つの区切りとして。
終えて思うのは、やはりこの作品が好きだったという事。
そして、観劇して下さったお客様、共に作品をつくった共演者、スタッフさんに深い感謝を覚えました。
やはりこの作品に出演出来た事は僕にとってかけがえのない誇りです。
一つの世界をこれだけの多くの人が一つにまとまって創れる事、そんなに無いと思います。
演劇をやっててよかった。
ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ