村田雅和/女郎花

『枯れるやまぁ~』にご来場いただきまして、ありがとうございました!
『物語りは涙を捨てる』
という台詞を冒頭の場面でしゃべるのですが、思えばこの一ヶ月は、ずっとこの言葉について考えてたなぁと思います。
言葉通りに受け止めて、泣くという行為全般の排除なのか?と。
それとも、演者が泣かないという事なのか?
観客を泣かせないという事なのか?
哀しい場面を哀しく創らないという事なのか?
哀しいという事を忘れさせる事なのか?
感情の盛り上がりを排除する事なのか?
哀しい事を忘れたふりをすれば良いのか?
等々、色々考えました。
結局行き着いた先は、様々な感情や想いを身体の中に閉じ込めるということでした。
表に発散するのではなく、内に内包することでエネルギーになるんじゃないかなと。
人じゃないからこそ、そういうのも面白いんじゃないかなってね。
伝わったか、伝わらなかったかは、さておいてね。
どんどん失われていく時間を、無駄にしないように、少しづつ進んで行きたいと思います。
なのでこれからも、アンドエンドレスが皆さんの生活の一部でいて貰えたらなと思います。
お客様、関係者の皆様、本当にありがとうございました!