みゅうとの出逢い② | チワワ ONE(WAN) LIFE

みゅうとの出逢い②

・・・・・・続き


さてさて気を取り直して(^-^)ノ~~



その飼い主さんに怒りを越えあきれ果てた私たちは、


『分かりました。あとはお引き受けします。』


と伝えてそのまま引き取ってもらいました。


もちろんお金は不要です!!


って言いたかったんですが・・・・・・そこはさすが院長(経営者)


冷静に初診料と施術料&薬品代を請求 ( ̄_ ̄ i)


もちろん安楽死などさせるはずもなく今思うと架空請求?!(^▽^;)


まっ、その後の治療費を考えたら安いもんか。


この時、ちょうど某金融会社のCMでくうちゃんが大ブームしていた時。

流行の犠牲者になってしまったこの子。

こんな身勝手な人間の犠牲になってしまって・・・・・。

あの人には二度と動物を飼って欲しくない。


でも後で聞いた話、

しばらくして別のワンコを連れていたそうです。

その子は今大丈夫なんだろうか?心配です。



で、問題はこの子。なんとか助けてあげたいけど・・・・・


汚れた体もきれいにしてあげたかったけれど、脱力しきった体に

今は暖かいタオルで拭いてあげるのが精一杯。


栄養を点滴で入れようとするけれど、小さな体でガリガリで

点滴をしていてもすぐに針が血管からずれてしまい、細い手に何度も針を入れなおしたり。


唯一の救いは血液検査では脱水以外、何の異常も無かったこと。

これでどこかの臓器が悪かったり、感染症になっていたら間違いなく助かっていなかったよね。


でも・・・・問題は夜。


個人の病院だったので、当然夜中は誰もいなくなってしまう。


でもこの子には今24時間の看護が必要。

点滴はずれるし、その点滴でおしっこも大量。

濡れたらすぐに取り替えないと、冷えてしまったら体温を奪ってしまう。


それなら交代制で泊り込みの看病を・・・・っと言いたいところだけど、

小さな病院でそんなスタッフもいない・・・・。 (T_T)


結局必死に頑張っているこの子を夜は私が連れて帰り看病することに。


本当はその時うちには神経質なアンディーがいたから、お互いにとってあまりいい事ではなかったんだけど。

病院から徒歩5分の場所に住んでいたことと、

点滴の留置(血管に針を通す処置)ができるということで、この日は連れて帰ることに。


保温マットと大量の点滴、もしもの時の緊急注射薬、手作りのおむつを持って((((((ノ゚⊿゚)ノ



幸いアンディーは何かを察してか、受け入れてはくれたけど

一応、部屋を隔離。


この日の夜は予想通りの大変さ ヽ((◎д◎ ))ゝ


寝ていると点滴のセンサーが鳴って、何度針を交換したか・・・・。

おしっこも2時間に1回は交換。


こんな夜が2晩続いて、3日目のお昼頃には目を開けて体を動かすようになって呼びかけにも反応するようになっていました。

でもこのときすでに両手両足は何度も入れた点滴でパンパン&傷だらけ。

もうどこにも刺せるところがないくらい。


どうしようもなくなり、点滴から皮下注射に切り替え。


大丈夫かな?と心配したのものの・・・・・・・


ここからのみゅうの回復力はすごかった (  ゚ ▽ ゚ ;)


夜連れて帰る頃には立って歩けるようになっていて、


おまけに噛み付き始めた (T_T)


手を警戒し、ひたすら噛み付く。


病院では助っ人に抑えてもらって何とか栄養剤を打てたけど、一人では無理!!


しかたなく、栄養食(ミルク、フード、栄養剤をまぜてどろどろにしたもの)を作ってあげてみると・・・・


普通に食べた (T▽T;)


昨日までのあたしの苦労は・・・・??


瀕死で連れてこられて4日目。


脅威の回復力で復活したこの子。


でもある意味、本当に大変だったのはここからだったかな ( ̄ー ̄;




・・・・・・・・・・・・・・・・続く