久々の更新です(^^;;

8月25日に、神奈川が誇る「丹沢山」の蔵元、「川西屋酒造店」に旨い酒の会のメンバー10人
で訪問して来ましたので報告します。

このブログでも報告済みですが、今年の6月頭に「呑み切り」に呼んでいただき楽しんで来ました。
今回はその「呑み切り」で飲んだ24BYのお酒が一夏を越えて(実際にはまだまだ夏の盛りで越え
ていませんが)どう変化したか実感しに来て下さいとの事で、お言葉に甘えて訪問させていただき
ました(^.^)

【参考記事】


本当は、「ひやおろし」と言いたいところですが、まだ9月に入っておらず「ひやおろし」を
名乗るにはちょっと早過ぎる。実際、飲ませていただいたお酒で「ひやおろし」とラベルに書いた
お酒は1本だけ。その1本も出荷はまだ解禁されていないとの事でした。

又、「ひやおろし」は冬の造りの後、貯蔵前に一度火入を行い、蔵で一夏熟成させた後、秋口に
蔵から出荷されるお酒を指しますが、今回は24BYでも生酒や、24BY以外の熟成酒も飲ませて
いただきましたので、フライング気味に「秋上がりのお酒」を中心に楽しみに行きましたと言うの
が正確かなと思います。

今回飲ませていただいたお酒は写真のリストの通りです。拡大して見てくださいね。
今回も、蔵の冷んやりとした雰囲気の中、前回同様工場長の米山さんにお世話していただきました。

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蔵に着いたのは午後1時少し前。米山工場長と、我らが湘南ワールドさん(※1)が準備をして待って
いてくださいました。先ずは米山工場長から歓迎の挨拶がありました。


挨拶の中で、今回は下の写真左に写っている前掛けをジャンケン大会で1名にプレゼントしてくれる
事。そして、何と我らが湘南ワールドさんが、9月から「隆」を全種類扱う許可が出た!!! 
との報告がありました*\(^o^)/* (※2)

何と目出度く喜ばしい事でしょう。こんなに早く?実現するとは。
湘南ワールドさん、本当におめでとうございます♪♪♪

      ※2:何のことかわからない方は、上記【参考記事】の試飲会編を参照してください。

挨拶をする米山工場長と、「隆」の前掛けをかけた湘南ワールドさんです。

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米山工場長の挨拶の後、湘南ワールドさんからもひとこと喜びの挨拶がありました。
挨拶の後は、今回初参加の3名は米山工場長の案内で工場見学へ、前回見学が済んでいる我々は
早速試飲会へと突入です。

お酒だけ楽しむのも良いけれど、お酒はやっぱり何かをつまみに楽しむのが本来の姿。
美味しさも肴があればひとしおとの米山工場長のお考えから、肴の持ち込みは自由。各自、
それぞれ好きなつまみを持ち込んでシェアしました。私は大磯の井上蒲鉾店の出来たてさつま揚げ
を持参。なかなか好評でした。

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左から(1)~(5)のお酒です。全て24BYの生酒です。若干生ヒネが出ていましたが、味はそれぞれ
美味しい。特に(2)の雄町の山廃純米は甘味、酸味、旨味共に伸びがあり秀逸でした。

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右から(6)~(9)のお酒です。24BYの火入れです。
(6)の白隆はバナナの様なエステル系の芳香が心地良く、味もそれにマッチしたバランスの良さと
軽快さを持ち、とても美味しくてスルスルと入ってしまう危険な酒でした。

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右から(10)~(13)のお酒です。(10)は24BYのひやおろし、(11)(12)は23BY、(13)は22BY。
全て火入れです。
(11)の五百万石の低温貯蔵瓶囲いは、華やかな香りと甘酸のバランス、旨味の膨らみがあり、旨い。
(13)の足柄若水山廃純米はとても柔らかなお酒でした。

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左から(14)~(17)のお酒です。いずれも火入れ。(14)は24BY、(15)(16)は3醸造年度の混合、
(17)は23BYです。
(14)の秀峰は冷やでは甘味が少しくどく感じましたが、燗にするとバランス良くなりまるみが出て
旨い。(16)の麗峰も熱燗が秀逸です。

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一番右が(18)のお酒です。「隆」の最高峰「黒隆」純米大吟醸。22BYの火入れです。
「黒隆」は蔵で1年以上熟成させないと出荷しないお酒で、先日21BYの在庫が無くなり、
22BYの出荷に切り替わったそうです。
このお酒は値段も張りますが、味はもう文句の付けようが無く旨いです。

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最後、(19)のお酒です。「黒隆」を12年蔵で熟成させたお酒です。12BY。
梅酒の様な風味と、何とも言えない神々しさが漂うお酒です。
私は、一本だけ6月に購入し、冷蔵庫で大切に保管中です。なかなか飲む勇気が出なくて(^^;;

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以上、前編の報告です。

後編では、その場の雰囲気などを伝えられたらと思います。

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それではまたパー