先月から、超越瞑想の瞑想会に参加しています。
20分瞑想してその後シェアをするのですが、
今回は
『存在の科学と生きる技術 超越瞑想』
という本を少しずつみんなで読んでみました。
みんなで読み合わせをした箇所は、存在のところ。
心に残ったところだけ抜粋を。
存在とは何か?
相対領域にあるすべてのものの最も微細な層の下に、抽象的で絶対的な純粋「存在」の領域があります。
…略…
あらゆるものは、すべての相対生命の本質的要素であるこの純粋実存、絶対「存在」の現れです。この内側に隠れている唯一永遠の絶対「存在」がそれ自身を外側に現して、宇宙万物のさまざまな生物や物質となるのです。
やっぱり、難しい
『超越瞑想』の本は、
買ったはいいが難しくてずっと読んでない本でした。
今もまだわからないんだけど、
それでもこの本を買ったばかりの頃の自分と比べたら
理解を諦めることにはなってないのが成長なのかも
そして思い出すのは、茨木のり子さんの「存在」という詩。
詩人を通すと、存在ってこんな風に表現されるのね。
(存在)
あなたは もしかしたら
存在しなかったのかもしれない
あなたという形をとって 何か
素敵な気がすうっと流れただけで
わたしも ほんとうは
存在していないのかもしれない
何か在りげに
息などしてはいるけれども
ただ透明な気と気が
触れあっただけのような
それはそれでよかったような
いきものはすべてそうして消え失せてゆくような
「存在」という言葉を私たちは簡単に使うけど、
本質的な理解ってできてなかったりするなあと
そんなことを思った夜でした。
『超越瞑想』、ちゃんと読んでみようかな。