ケプリ夫人&みどりこさんの
【100日ブログチャレンジ】というものに挑戦しています
今日は10日目。
本日は、星野富弘さんの詩をご紹介します。
星野富弘さんは、画家で詩人。
事故で首から下が動かなくなるという大怪我を負ったのですが、
口で絵筆を使い、素晴らしい絵と詩を書いた方です。
入院中、星野さんのお母様は
星野さんを大変献身的に介護されたそうです。
彼が人工呼吸器をつけ高熱に苦しむときは、
「我が身を切り刻んででも
生きる力を富弘の身体の中に送り込みたい」
と思ったそうです。
そんなお母様を見て、星野さんは
神さまがたった一度だけこの腕を動かしてくださるとしたら
お母さんの方をたたかせてもらおう
そう思ったのだそうです。
タイトルは「なずな」といいます。
なずな
神様が たった一度だけ
この腕を 動かして下さるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風邪に揺れる
ぺんぺん草の実を見ていたら
そんな日が
本当に来るような気がした
星野さん母子のお互いを思いあう愛が染みます。