今回の“岡崎どこでも出かけ隊”は...
WRCラリージャパン2023(岡崎&豊田)
小さな電動車椅子乗り “こば” が行ってきました!
今年もモータースポーツ「WRCラリージャパン」の開催地に日本も含まれ、愛知県・岐阜県を舞台に4日間にわたって行われました。各会場と沿道応援の方を含めると、53万人が来場した大きなイベントです
私は車もラリー観戦も大好きなので、思いきって初日と3日目の2会場(豊田と岡崎)へ行きました。当日が楽しみで、チケットを手にしてからは待ち遠しかったです
(今年もラリージャパンが開催されました。日本に、愛知に来てくれてありがとう。)
豊田スタジアムSSS
まず初日は、岡崎市のお隣「豊田スタジアムSSS」へ!
(豊スタの会場に到着です。周辺にも沢山のブースも出ていて盛り上がっています。)
普段は名古屋グランパスのサッカー観戦でよく訪れる場所です。会場には沢山のブースも出ていて気分も高まりますね。
(サービスパークではレース出場の車両の整備や、時には選手も間近に見られます。)
(レース本戦は夜の時間なので、それまでは周辺ブースやグルメを楽しみました。)
そして今回の注目は何といっても、スタジアム内に作られた特設コースです。まさか全体にアスファルトのコースを作ってしまうなんて驚きでした。
さらに2台のラリーカーが、立体交差のあるコースを同時に走るという面白い発想です。夜なのでライトアップの演出も華やかでした
(あえて会場を暗くして車両や選手をライトアップする演出が良かったです。)
(レース前の選手を順番にインタビュー、ファンサービスもしてくれました。)
(会場にズラリと並ぶラリーカーです。これから始まるレースが楽しみですね。)
豊田スタジアムのラリー観戦「車椅子席」は、普段サッカー観戦での場所と同じでした。スタジアム全体が見渡せる良い場所です。周りにも沢山の車椅子ユーザーが観に来ていました。
(座席に移れないので車椅子席を購入しました。豊スタ全体が見やすい場所です。)
いよいよ始まり、とにかく耳と言うより身体にまで響くエンジン音が凄すぎます。この響き渡る爆音がたまらなく好きなのですけどね
(このように2台が並んでスタートするので両者が競い合う観戦を楽しめます。)
(ドリフトしていく車両です。ギリギリを責めるコース取りの腕前はさすがプロ。)
スタジアム内を走るということで、スタートからゴールまでを、ずっと観られるという楽しみ方が出来ます。
写真のシャッターチャンスも沢山あり忙しかったです。ゴールの瞬間まで2台のどちらが先にゴールかで、どのレースも手に汗を握りました
岡崎市SSS
そして開催3日目。いよいよ地元、岡崎の「岡崎市SSS」へ!
(我が街、岡崎市の開催にもやってきました。オカザえもん一緒に観戦です。)
(豊スタが会場全体を見る視点に対して、岡崎では車両のすぐ近くでの観戦でした。)
場所は「中央総合公園」で、広い敷地を上手く活かし全体を周回する長いコースでした。こちらも「車椅子席」のチケットで、専用スペースが用意されていました。ラリーカーやコースにも近く前方に遮るものがないので、とても見やすい場所で有難いです
(車椅子チケットは専用の観戦エリアがあり、とても見やすい場所でした。)
また観戦エリアの横には多目的トイレがあり、トイレそのものがけん引する移動式タイプなので、近くにある配慮が助かりました
(車椅子エリアのすぐ横に設置された多目的トイレ。移動式は素晴らしいですね。)
ラリーカーが周る基点の場所には、岡崎らしく「味噌樽」が置いてあります。狭い場所も、アクセルを限界まで踏み加速、減速時は急ブレーキもしながら、巧みに走っていく車両はカッコ良すぎました
(場所はスタート位置に近いところで、目の前にコースが広がり迫力あります。)
(大きな味噌樽が置いてあるのは、岡崎らしくて良いですね。上の置石あったら完璧 笑)
エンジンの爆音はもちろん、グリップしながらタイヤの擦れる音や、巻き上がる土煙やゴムの焼ける匂いなどは、リアルならではの迫力と臨場感でした。これは映像を見るだけなどでは味わえません。現地に観に来て本当に良かったです
(接触しそうなギリギリを責めるも、決して接触はしません。すごい運転技術です。)
(タイヤは摩耗しゴムが焼けると煙も上がる。とんでもないパワーのエンジンです。)
2会場のラリー観戦(岡崎、豊田)、それぞれの良さで見応えがあり大満足でした
ラリーは、地域や場所を活かしたコースで走るので、どこの会場開催も個性があり楽しめます。世界レベルのラリーが、昨年に続き地元の岡崎市で開催されて嬉しい限りでしたね
(メーカーブースではいろいろな記念品をもらい、せっかくなので公式グッズも購入。)
イベント運用としては、ラリージャパンの開催前から、事前案内、車椅子席チケット、スペース確保など、安心して申し込みから観戦まで楽しむことが出来ました。
ただ会場の一部は階段を通らないと行けない場所があり、スタッフに確認しても把握してなかったり、人により対応が異なるなど、現地ならではの困りごともありました。
なかなか全て上手くはいきませんが、多くの場面で配慮されているイベントは増えているので、誰もが安心して出かける機会も増えていく良い循環を期待しています。
コロナ禍も少し落ち着き、各地で多くのイベントが開催されているので、これからも、いろいろな場所へ出かけてみます
記事:こば