今回の“岡崎どこでも出かけ隊”は...
「第11回 マンホールサミット in 岡崎」
先日、小さな電動車椅子乗り “こば” が行ってきました!
(青空が広がる晴天の日、岡崎市でマンホールサミットが開催されました。)
「マンホールサミット」って何?という方のが多いと思いますが、道路にある あの丸い鉄の…全国の「マンホール」を集めたイベントです。
マンホールとは下水道の蓋です。その役割とは、下水道の管内の点検、修理、清掃などの作業や出入口のために設けられています。
近年のマンホールは単なる鉄の蓋ではなく、ご当地の名所や名物の紹介、記念に作られる物、アニメやゲームとのコラボなど、豊富なデザインが増えており、カラフルな見た目もあったりで楽しめます
全国には本当に沢山の種類があり、直接マンホールを見ることを求めて、ご当地まで旅行する方もいるほどの人気ぶりです。イベント中部地方での初開催が、地元の岡崎市で開催とは嬉しく行きたいなと思いました。
(ポケモンキャラクターのマンホール。ゲームもするので記念写真。)
私も外での移動は常に車椅子なので、安全のために道路の状態や起伏をとくに注意して見ていて、それがいつの間にか各地のマンホールを気にするようになりました。特にデザインマンホールが増えてきてからは、旅行先でも思わず写真を撮っています
(東岡崎駅に続く徳川家康像の前にもマンホールが並べられていました。)
今回の会場は、岡崎市の東岡崎駅~桜城橋~中央緑道~籠田公園~岡崎市民会館と、乙川沿いなど、広いエリアを活かして全国から史上最多151枚のマンホールが集められ展示されました。
住み慣れた地域を歩きながら環境を活かしたイベントは嬉しいですね。会場は多くの人で、とても賑わっていました
(カラフルなデザインも多くて、もはやアートという感じもしますね。)
歩きでは広いエリアですが、当日は気候も良く散歩しながらゆったり沢山の展示を楽しみました。デザインは本当に様々で、こんなデザインもあるのかと見ているだけで楽しめます
(イベントの各所に、本当に沢山のマンホールが展示されていました。)
この会場エリアは、私の地元なのでよく散歩などもしていますが、公園や道路などハード面の環境が整備され、以前に比べて車椅子でも安心して動けるようになりました。
ただ一部の場所は物理的な制限で仕方がないですが、ハード面のバリアがあり通れなかったり行けなかったりもあります
そんな中、段差があり展示物が見えないところでは…たまたま近くにいた方が、写真を全部撮りますよとお声かけてもらいました。
急なスロープの場所は…お手伝いしますかと声をかけて頂いてから車椅子を押して頂けました。
運営スタッフだけでなく、最近は周りの知らない方でも声を掛けて頂き、気遣いや行動をして頂ける方が増えて不自由に感じないことは有難いなと思います
(東海オンエア てつやのマンホールとお供のオカザえもんを一緒に。)
地元の岡崎市で有名なマンホールは「東海オンエア」や「内藤ルネ」さんですかね。
東海オンエアのマンホールはメンバー毎に場所も違うので、いずれ巡ってみる予定です
(東海オンエア メンバーのマンホールもこの日は集結していました。)
下水道というと何となく苦手なイメージもある方も多いと思いますが、下水道の役割や、整備の方法、普段は見られない道路の下を覗けるなど、イベントで楽しみながら知ることが出来て、やはり生活に大切な役割を果たしていることも改めて認識できました
(普段通る道路の蓋を取り、下を覗かせてもらます。貴重な機会でした。)
広い会場では、マンホールの展示だけでなく、周辺でのグッズ販売、参加イベント、キッチンカーなどでの飲食と、楽しめる場所が沢山ありました
(色の頃なるマンホールを使って、布地にプリントをしてもらえます。)
(キッチンカーも沢山出ていて、美味しいカレーを頂きました。)
あと別の楽しみとして「マンホールカード」というものが存在します。地域やデザインごとにあり、その由来や設置場所が分かるカードで、現時点968種類が発行されています。今回もカード配布がありゲット出来ました。こういうのはコレクションとして集めたくなりますね
(会場で頂いたマンホールカードです。スタンプラリーも楽しみました。)
これからも地域で開催されるイベントを楽しみたいと思います
どでか隊(岡崎どこでも出かけ隊)は、美味しい食事が出来るお店だけでなく、地域のイベント参加や観光地などへも出向いて、岡崎市の魅力とバリアフリー情報を発信していきます
記事:こば