あめのきさきのメロディを聞きながら、やってきたのは修道院。
そこには美しい図書室があるんだよ~。
天使達が守る門をくぐると、そこには音楽院のような2階建ての建物。
ふふふふふ、ここが目的地だ。

入場料を払って写真を撮りたい人は専用チケットを買うらしい。
見るだけで良いので入場料だけ払う。
ガイドブックの写真でちらっと見たホンモノがここにっ!
天井一面が一枚の絵画で占められ、ぐるりと巡らされたバルコニーに似た2階部分。
棚と同じ素材の階段式梯子、全て木製の茶で統一されている。
天井が高いとこも好みにドンピシャ、一定間隔で置かれた灯りすら美しい。

もうひとつは2階部分こそないけれど、天井は漆喰のような白い装飾とフレスコ画。
白い装飾が額縁のようにもなっている。
ウェッジウッドのジャスパーシリーズと言えばわかるかな。
書棚の茶と天井の中心部にあるフレスコ画を繋ぐフリルレースのようにも思える。
辺りには大きなレトロ地球儀のようなものと大判の聖書?らしき本がひろげられている。
こっちは図書館というより博物館のようなイメージ。

激しくのめり込んで語っているけど、実はどちらの部屋にも入ることは出来ない。
入口からかぶりつきで眺めるのみ。
ただ中には観光客らしき姿があり、団体か芸術員なら入れるんじゃないかなという感じ。
そりゃあ入れたら良いだろうけど、なんでも腹八分目と言うし。
ここが男性用の修道院だったことを考えれば、見ることが出来るだけでもラッキーなんだよね。