2022年 8月25日(木) 19 : 00

東京オペラシティコンサートホール

チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル


すみません。この記事長いです。


3年ぶりに来日したチョ・ソンジンさんは

名古屋、東京、横須賀とリサイタルを行います。

名古屋での興奮状態が継続し

頭の中は名古屋での演奏が駆けめぐっている私なのに

一日空けての東京でのリサイタルを

受け止めることができるのか・・・

すでにいっぱいいっぱいだぁと思いながら

東京オペラシティへと向かったのでした。



掲示板のチョ・ソンジンさんの部分だけ
撮影下矢印


プログラム下矢印



チョ・ソンジンさんの顔がよく見える席でした。


19時05分頃
チョ・ソンジンさんが登場しました。
胸に手をあてお辞儀をし
後ろ側の客席にも挨拶しました。
はぁ~☺️ なんてスマートなの・・・💘 

ヘンデル クラヴサン組曲 HWV427
ヘンデル クラヴサン組曲 HWV433
拍手拍手拍手
2曲続けて弾きました。
ステージを離れ
大きな拍手の中を再びステージに登場し
ブラームス ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 を弾きました。
拍手拍手拍手

チョ・ソンジンさんは前髪が長く伸びていて
ピアノを強く弾くとサラサラの前髪が何度もはねました。
YouTubeでよく見ていたいろいろな顔の表情と
同じ表情をして弾いていました。
(同一人物ですから 笑😆)
その度に 本物がここにいる と感動しました。

チョ・ソンジンさんが下を向いて弾いていて
ピアノに顔が隠れて見えなくなると、私は
チョ・ソンジンさんの足元を見ました。
ペダルを踏む動きがよくわかりました。
細かい音の一つ一つに合わせて小刻みだったり
深く大胆だったり、
また、左足が床をバンと踏みつける音が何度も聞こえてきて
なぜだか嬉しかったです。😊

聴衆はものすごい拍手を
チョ・ソンジンさんに送りました。
拍手拍手拍手拍手拍手

休憩

シューマン 3つの幻想小曲集 Op.111
拍手拍手拍手
この曲、いい曲ですね。
楽譜を買いたいです。

ステージから離れ、再び登場しました。
本日のプログラム最後の曲です。

シューマン 交響的練習曲 Op.13
拍手拍手拍手
素晴らしかった❗
曲が進んでいくにつれ
チョ・ソンジンさんは、もしかして
ステージ上で弾いていることなんて忘れていて
聴衆がいることを・・・
意識することもないようで
シューマンのこの曲にのめり込み
音楽そのものに身を投じているようでした。

ブラボーと叫びたい人たちがたくさんいるはずでした。😷
演奏が終わるとすぐに私は立ち上がって拍手しました。
この大きな喜びをピアニストに
最大限伝えなくては、という気持ちでした。

何度も聴きたいプログラムでした。
この曲やヘンデルのクラヴサン組曲は
すでにチョ・ソンジンさんは CD録音を済ませていて
しばらくしたら CD発売されるのではないか❓と
勝手に期待しているのですが・・・😄
まだ何も発表されてはおりませんが
CD発売があると信じたいです。


アンコールは
亡き王女のためのパヴァーヌかな? 
別の曲かな?
と思いめぐらしていると

ショパン スケルツォ2 が始まったのです。

え~っ❗スケルツォを聴けるの?
ドキドキしました。😆
世界一のスケルツォでした。🎵🌟

そして再び拍手喝采の中をステージに戻ってきたら
チョ・ソンジンさんは、スケルツォ1 を弾き始めました。
大好きなスケルツォ1 をアンコールで聴けるなんて
本当に幸せでした。🎵

聴衆はチョ・ソンジンさんを帰らせませんでしたし
チョ・ソンジンさんも帰りませんでした。
今度は、スケルツォ3 を弾き始めました。
立ち上がって拍手していた人たちは
慌てて座席に座り
チョ・ソンジンさんのピアノを聞き逃すまいと
すぐに聴く姿勢に入りました。

もう、どうしたらいいのでしょう。
スケルツォ3曲・・・😃💖💖💖
こうなったら欲が出ます。笑😄
チョ・ソンジンさん、お疲れなのでは?😓
と心配する気持ちはありましたが
もしかして、チョ・ソンジンさんは
最初からスケルツォをすべて弾く気なのでは?と
感じさせられました。
だって、ノリノリなんです。🎶
チョ・ソンジンさん❗
そう見えました。私には・・・。

スケルツォ3 が終わって
8~9割以上の人は
スタンディングオベーションしていたのではないでしょうか。

チョ・ソンジンさんはピアノのそばに行き
「もう1回ね」というふうに
微笑みながら人差し指を立てました。
☝️

そして椅子に座ってから
英語で私たちに向かって
柔らかな表情で話し始めました。

生声 聴けた~❗😭😭😭

内容はこちら下矢印
ジャパン・アーツさん
ありがとうございます。


聴衆がチョ・ソンジンさんを包み込む拍手を送ったあと
チョ・ソンジンさんはスケルツォ4 を弾きました。




チョ・ソンジンさんは丁寧に何度も何度もお辞儀をしました。
そして可愛らしくジェスチャーで
さあ、ご飯を食べて、寝ましょう、と伝えてきました。
寝ましょうが ねんねしようね みたいな感じで
頬のそばに両手を合わせているので
きゅーん💘としてしまいました。
ピアノに向き合っているときと
そうでないときのギャップがたまりません。😍

アンコールがショパンスケルツォになったのは
次のような理由があったようなのです。

ジャパン・アーツさんからの2020年のお知らせ
下矢印

当初予定されていたプログラム下矢印


変更後下矢印

コロナ禍で延期から中止となった
東京オペラシティでのリサイタルのプログラムに
スケルツォ1と2を演奏することになっていたのです。
そうそう、思い出しましたよ。

そこで今回、東京オペラシティにおいて
スケルツォを弾いてくださったというわけで
ネット上では
アンコールというよりも
第3部を聴けたと盛り上がっておりました。

🎵 🎵 🎵

数分前までステージ上にいた
チョ・ソンジンさんの残像を追い求めて
ピアノを撮影しました。
スタインウェイ・・・
貴方はしあわせものですね。
チョ・ソンジンというピアニストに
愛されているのですから。



※ 画像は
ジャパン・アーツさん、東京オペラシティさんのものを
スクリーンショットでお借りしたものが
たくさんあります。