2022年 8月23日(火) 18 : 45

愛知県芸術劇場コンサートホール

チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル


いよいよこの日がやってきました。

リハーサル

ようやく会えるという気持ちの高鳴りを
どうすることもできませんでした。
興奮しながらの撮影です。
下矢印






プログラム (¥500- )


誰もが
この時を待ち望んでいた、というように
聴衆は期待を込めて大きな拍手で
チョ・ソンジンさんを迎えました。

ヘンデル クラヴサン組曲 HWM420
拍手拍手拍手

ああ、素敵な演奏でした。
ヘンデルはあまり聴かないし
弾いたこともないですが
好きになれそうです。

一度ステージを離れ
再び登場したチョ・ソンジンさん。

ヘンデル クラヴサン組曲 HWV430 と
ブラームス ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ を
続けて弾きました。
拍手拍手拍手

もう、なんと言いますか
称賛しかありません。
ピアニストを褒めたたえるすべての言葉を
チョ・ソンジンさんに捧げたいです。

トリル、凄かったです。
粒々がキラキラで綺麗すぎます。
ヘンデルの装飾音は同じ時代のバッハとは違い
かなり演奏者の即興にまかされている、と聞いたことがありますが
果たしてチョ・ソンジンさんがそれを意識されたのかどうかは
私にはわかりません。
チョ・ソンジンさんはクラヴサン組曲は
ペダルを踏んではいませんでしたが
(ず~っと踏まなかったのか
少しは踏んだのかは不明)
音の伸びるところは美しく伸びていて
音符の長さやタイを正確に弾き
トリルで曲のイメージを表現しているように感じました。
素人の受け止めです。😅💦

2階座席左から
チョ・ソンジンさんが弾いたピアノを撮影しました。
手の動きや身体の使い方がよく見える席でしたので
参考にしようと思います。
(いや💦 無理です😄💦)

20分の休憩後、後半は

ショパン スケルツォ第1、2、3、4番を
4曲まとめてショパンのスケルツォなのだと言うように
続けて弾きました。
2 と 3 の間にぱらぱらっと拍手が聞こえたけれど
(いちいち拍手したくなるほど
素晴らしい演奏なのです)
チョ・ソンジンさんは気にかけずに
4 まで弾きました。
拍手拍手拍手

いや~、もう、凄すぎる❗
こんなに素晴らしいスケルツォを聴いてしまったら
他のピアニストさんのスケルツォなんて
聴けないです。
こんなこと言って申し訳ないけれど・・・

チョ・ソンジンさんによって
ショパンの世界に引きずり込まれました。
これこそがショパンが作曲したスケルツォだ❗
と見せつけられました。

チョ・ソンジンさんは
伝説のピアニストに向かって一直線なのだと確信しました。

興奮冷めやらぬままに
アンコールは
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」
拍手拍手拍手

この曲は
オンライン配信されたチョ・ソンジンさんの演奏を
何度も聴いてはいましたが
生音はいいですね。💕💕
オンラインは身体が包み込まれ
生音は身体の奥深くまで染み渡りました。

聴衆はスタンディングオベーションで
さらにアンコールをおねだりしまして
それに応えてくださる
チョ・ソンジンさんは椅子に座ると
直ちに革命を弾き始めました。
かっこいいわぁ~💖💖💖

ショパン「革命のエチュード」
拍手拍手拍手

曲が終わって
スタンディングオベーション❗
拍手喝采のコンサートホールでした。

今夜が終わらないでいてほしいのに
まだチョ・ソンジンさんにはステージにいてほしいのに
チョ・ソンジンさんは丁寧にお辞儀をして
いつもの優しい微笑みを見せてくださり
ステージから去る間際には
手を振ってくださいました。

バイバイ



ありがとう
名古屋キラキラキラキラキラキラ


※ 画像は
ジャパンアーツさんからも
お借りしました。