日本酒の銘醸地は灘、伏見、西条(広島)が代表格ですが、その一つの灘は灘五郷と呼ばれ、西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷から成っています。醸造の原料となる水は「宮水」と呼ばれこれ無しには灘の酒は出来ません。宮水はこれら諸郷の後背地に聳えている六甲山の伏流水です。