思い返せば、あれは小学4年生くらいだった。
原稿用紙の使い方を習った私は、母にねだって400字詰原稿用紙を買ってもらった。
理由は、小説を書きたかったから。
内向的な性格だった私は、物心ついた頃から、とにかく本を読んでいた。
色んな言葉を知ることができて、書かれてある文字を見て頭に情景を浮かべたり、主人公の気持ちを想像したりすることが、私にとって何よりも楽しい遊びだった。
年長のとき、母にふりがなをふってもらって、何回も何回も読んだ小説『きまぐれロボット』(星新一著)は、私の想像・妄想力の起源だと、未だに信じている。
(文庫本の全てのページにふりがなをふってくれた母は偉大だ)
持て余した想像力を、何かにぶつけたかったのだろう。私は母に買ってもらった原稿用紙に、とにかく書いた。書きまくった。書いて書いて書いて…そして、全部使い切ったところで、全部丸めて捨てた。
すごい勢いで書いて、捨てた。
そして、気づいた。
私が原稿用紙をもらってやったことは、体内に溢れた文字の排泄なのだ、と。
だから、私は未だに、自分の小説を生み出せていない。
たまに思い立って、PCでWordを開き、すごい勢いで打ち込む。でも、出来上がった小説とも呼べないものを一気にゴミ箱に放り込んでいる。自分がやりたかったのは創作であって、排泄ではないはずなのだが、結果的に排泄になってしまう。
ダラダラと私の話を書いているが、この話もまた、私の文字の排泄に過ぎないのかもしれない。
お見苦しいものを、大変失礼致しました。
#小説家になりきれない
#原稿用紙
#紙くず
原稿用紙の使い方を習った私は、母にねだって400字詰原稿用紙を買ってもらった。
理由は、小説を書きたかったから。
内向的な性格だった私は、物心ついた頃から、とにかく本を読んでいた。
色んな言葉を知ることができて、書かれてある文字を見て頭に情景を浮かべたり、主人公の気持ちを想像したりすることが、私にとって何よりも楽しい遊びだった。
年長のとき、母にふりがなをふってもらって、何回も何回も読んだ小説『きまぐれロボット』(星新一著)は、私の想像・妄想力の起源だと、未だに信じている。
(文庫本の全てのページにふりがなをふってくれた母は偉大だ)
持て余した想像力を、何かにぶつけたかったのだろう。私は母に買ってもらった原稿用紙に、とにかく書いた。書きまくった。書いて書いて書いて…そして、全部使い切ったところで、全部丸めて捨てた。
すごい勢いで書いて、捨てた。
そして、気づいた。
私が原稿用紙をもらってやったことは、体内に溢れた文字の排泄なのだ、と。
だから、私は未だに、自分の小説を生み出せていない。
たまに思い立って、PCでWordを開き、すごい勢いで打ち込む。でも、出来上がった小説とも呼べないものを一気にゴミ箱に放り込んでいる。自分がやりたかったのは創作であって、排泄ではないはずなのだが、結果的に排泄になってしまう。
ダラダラと私の話を書いているが、この話もまた、私の文字の排泄に過ぎないのかもしれない。
お見苦しいものを、大変失礼致しました。
#小説家になりきれない
#原稿用紙
#紙くず