音乐家という映画を見に行きました。
中国とカザフスタンの合作映画です。
中国人民音乐家、洗星海が
半年の予定で当時のソ連、モスクワ行ってから戦争がひどくなり
祖国に戻ることができずに亡くなるまでのことが描かれています。
中国に妻と幼い娘を残してきた洗星海
現在のカザフスタンで、ある家庭でお世話になり、その家の娘との触れ合い
中国との国境地帯に何度も行って……でもそこは越えられない……
洗星海のテレビドラマを見たことがありますが
苦労しながらパリに留学したことや、その後の創作。
ちょうどこの映画の前までのことが描かれています。
でも、彼の創作の原動力になったのは「抗日」ということ。
日本人としてはとても心が痛みます。
中国に帰れないまま、1945年10月に今のカザフスタンの病院で
40歳で亡くなりました。