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おかげさまで、按田餃子は今月の14日をもちまして、1周年を迎えることができました。
皆様のご声援の礎あってこそ。応援してくださり、本当にありがとうございます。

素人3人が始めたお店です。
もしかしたらあと10年くらいかけてやっと店らしくなるかもしれません。
いやいや、しかし
そんな呑気なことを言いたいのではありません。
変化を恐れず進んでいく2年目にしてみたいと思っております。


皆様に感謝の気持ちを込めて、4月11日~22日まで、大按包祭を開催いたします。

詳しくは、按田餃子のサイトをご覧くださいませ!
お目にかかれることを楽しみにしております。



私は、突如として餃子屋になったと思われがちなので、
この際書いてみたいと思います。ほら、1周年だし。
(ほら、文化祭だし、とかいう理由で校門前で野宿したスタイルと一緒ですね!アハハハ)

確かに、ペルーから帰って突如として餃子屋になりました。

按田餃子は、自分を含め3人で経営していまして、信頼できるスタッフが2人働いてくれています。
経営者の2人とは旧知の仲ではありませんでした。
1年前、顔合わせは週に1回程度。
しかも、お互いほぼ初対面みたいなことです。
三人とも辰年です。THREE DRAGONSネ!イイネ!イイネ!イイネ!
三人三様です。
二人は美大卒なので、とってもアーティスティックです。
ですからね、打合せが極頻です。
言葉のほかの表現を選んだ3人が集まったのです。


それで、私がこの1年で一番嬉しく感じたことは、
上手に表現しきれていない、閉じた私の感性を認めてくれたり、気長に信じて待ってくれる友情です。
自分の感性(それは妄想の世界です)にどれだけ付き合ってくれる仲間がそばに居るか?
がとっても仕事においては重要ではないか?と思うのです。
いままでそういった意味では非常に孤独感を感じた職環境でした。
私からすると、なんだか、とても反射角度の良い素敵な鏡を手に入れた、みたいな感覚なのです。
そして、出来上がった商品は私が考案したものというよりは、合作、みたいな感じがすごく好きです。
一見、自分に社会性が生まれたのかと勘違いするところでした。

屋号と私の苗字がたまたま一緒なのでなんとなく私が旗持ちしているように見えますが、
いえいえ、違います。そういう仲間がいたから、餃子屋になる波に乗ってみた、ということですねぇ。
仕事における「確かなもの」を、いままでとは違う「心地よさ」で選んだということで少し自分も変化したのかも知れません。