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Tの予測

主に地震に関する事を中心に記事を書いて行きます。
基本、M5以上を対象とします。
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久々にブログからの更新になります。

ここ最近はツィッターばかりの更新でブログは完全放置状態でしたが、九州沖の超巨大地震発生が危険域に差し掛かってきている状況でもある事から、詳細をまとめて解説していきます。

ちなみ、私のツィッターアカウントはEq-p
です。

ツィッター・フォロワーの方はご存知と思いますが

3/2 沖縄北西沖 M6.6
3/14 伊予灘 M6.2

この2つの地震については、私は時前に予測していました。

詳細を知りたい方は、ツィッターを参照して下さい。

ここ最近の前兆では西日本が極めて、異常値を観測しています。

各種データの動向から

NICT電離層山川観測点




鹿児島に観測点が設置されている、NICT(
電波伝搬障害研究プロジェクト)山川観測点にて、3月の半ば頃から異常値を観測、F層臨界周波数、昼夜問わず高い値を推移、正相電離層嵐が発生しています。


地球と宇宙の境目、電離層と呼ばれるエリア、地上から対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏、といくつもの層が別れていますが、高度50km~500km圏内、中間圏~熱圏の間を電離層と呼ぶ。





その電離層の中でも、D層~F層とあり、いくつもの層が分かれている。


地震の前兆は空にも影響を及ぼします。プレート活動の動きから、花崗岩などの岩盤が摩擦を起こし、ラドンや電磁波が放出される。


それをピエゾ効果と言う。


ピエゾ効果により放出されたラドンや電磁波の影響は電離層にまで行き渡り、地震性スポらディックE、電離層嵐、電離層擾乱等、地下岩盤の影響で電離層異常を起こす事がある。


電離層には太陽光線の影響で、酸素などから分離した電子が漂っている。太陽活動の動きから、昼間は電子数が多く、勿論、夜間は少なくなる。


これが通常で電離層の動きではあるが、3.11東日本大震災の5日前から、昼夜問わず電子数が高い値を推移していたと言われています。


その影響は地下から放出されたラドンや電磁波による影響によるものではないかとも囁かれていますが、通常の自転による電離層の活動からは有り得ない事です。


現在、起きている現象も、F層臨界周波数が昼夜問わず高い値を推移した状況が続いています。


電離層観測を開始して以来、ここまでの異常値は観た事はありません。

極めて異例な事態と思われます。




山川観測点における正相電離層、D層~G・H層へ掛けて、反射盤のような波状ノイズ、この前兆を観測し始めて以来、九州圏内が活発になっているようにも思えます。



NASA版電離層TEC値


NASA盤TEC値の現象からは、列島付近にまで80TECU観測するなど、高密度な電子数を観測、通常の太陽活動などからは赤道付近での現象は稀に観られる現象ではあるが、ここまで広範囲に列島付近に覆いかぶさるような現象は極めて異例な現象です。

東日本大震災前にも日本列島を中心にTEC値が高くなる現象が観測されたが、震災前のような現象にも類似しているように思えます。


この現象も上に同じく、電離層異変を捉えたものです。


↓が東日本大震災前のTEC値の現象


衛生画像からの現象雲の予測から


地震発生前に地震雲が形成されるというのはよく聞く話です。


実際に直視で観る雲については詳細は分かりませんが、衛生から解析する現象雲、これを大気重力波と言います。





赤丸で示しているさざ波のような形をした雲、これを大気重力波と言いますが、この大気重力波については私も実際に衛生画像を解析するに辺り、何らか地殻異変に因果関係があるようにも思えます。

実際に目視出来るような大きさはなく、衛生画像から観測するしか出来ません。


この予測の手法を考案した方が、IAEP(国際地震予知研究会)の理事長でもある、宇田進一氏が第一人者です。


ここ最近は特に九州地方を中心に、このような現象雲が現れてきています。伊予灘M6.2の前日にも、四国~南西諸島へ掛けての大気重力波が現れていました。


特に九州~南西諸島へ掛けて、輪郭のハッキリしたものも現れてきている事から、要注意な状況とも推察されます。


琉球大名誉教授 木村正昭氏による地震の目の予測


下図の九州沖に観られる地震空白域に注目、2014±3年(M8.5)




その他、危険域とされる房総沖~伊豆小笠原沖 2012±3年(M8.5)、富士山噴火 2013±3年、北海道沖の超巨大地震、現状では九州沖が最も危険域に差し掛かっている状況とも思われます。


木村先生はこれまでににも、阪神淡路大震災、新潟中越、東日本大震災等を、独自のメゾッドによるサイケミックアイ(地震の目)により、時前に予測をしていた事でも知られています。


地震予知の世界的権威を持つ木村正昭氏
、震源位置まで、ほぼ正確に予測出来る学者はそうはいません。


このような学者の指摘は、真意に受け止める必要があると思われます。


ちなみ、木村教授が予測されている九州沖でM8.5が発生した場合、それによる津波の被害を想定してみましたが、東大地震研究所の津波高解析からは以下のものが算出された。



震央 種子島東方沖、 推定マグニチュード M8.5


この周辺でM8.5規模が発生した場合、津波は九州だけで留まらず、北海道にまで押し寄せる事になる。

特に南九州方面は、震度6強以上の強い揺れにも見舞われる事から、甚大な被害が予想されます。


特に私は鹿児島の出身でもある事から、非常に地元が心配です。

この震源域でM8.5が発生した場合、鹿児島市街地は確実に水没するであろう。


鹿児島市内は湾になっているから津波は来ないと軽く思っておられる方が大半であるが、それは大きな間違いである。


↑の津波解析の結果からは、宮崎に18mの津波と想定した場合、鹿児島市街地は湾になっている事から、ある程度は遮られるかも知れなが、それでも津波は反射して湾の中に入ってくるので、10m級の津波は覚悟していた方がいいかも知れません。


沖縄地震頻発は「南海トラフ地震」と「太平洋大津波」の前触れ http://gendai.net/articles/view/newsx/148456


【以下引用】

3日のM6.6から始まる悪夢のシナリオ

「なんくるないさぁ」の南の島が、「あきさみよー(大変だ)」と大揺れだ。
 沖縄で地震が相次いでいる。3日には、本島北西沖でM6.6に続いて、M5を観測した。全国でM6超の揺れは、昨年10月に起きた福島沖のM7.1以来。沖縄の地震は、天変地異の前触れなのか。

 琉球大名誉教授・木村政昭氏(地震学)がこう言う。

「『沖縄は地震が少ない』とよく言われますが、そんなことはありません。1771年の八重山地震はM7.4で、『明和の大津波』を引き起こし、死者は1万人を超えた。この津波は高さ85.4メートルで、ギネスにも載っています。1900年代に入ってからは、11年のM8を筆頭に、M7超が計3回。“ギネス級の地震”を経験しているだけに、今回も巨大地震の前触れと考えた方がいい」

 奄美大島沖で起きたM8の2年前には、本島沖でM6.2を観測していた。震源が本島から奄美沖へ北側にズレたという教訓から、木村氏は今回も奄美沖を巨大地震警戒エリアとしてマークしている。

地震が相次ぐ沖縄/(C)日刊ゲンダイ
「このエリアで、“ギネス級の地震”が発生したら、地震の規模は3・11並みのM8.5は覚悟すべき。向こう3年は注意した方がいい」

■想定被害額は220兆円

 怖いのは、被害が沖縄や奄美にとどまらないこと。九州から関東にかけて広い範囲で大津波に襲われるという。

「沖縄や本州がのっているユーラシアプレートの下には、小笠原などがあるフィリピン海プレートがもぐり込んでいます。地震は、2つのプレートの境界面に沿って発生しやすく、今回が巨大地震の前兆とすれば、その両側が危ない。それで、奄美沖なのですが、“ギネス級の地震”となると、いま恐れられている南海トラフを刺激する可能性がある。もうひとつは、沖縄巨大地震の余波で、新島で注目される小笠原近海の地殻活動が活発化すること。南海トラフへの刺激では、九州から四国にかけての地震と津波、小笠原の地殻活動では、関東や東海への大津波が心配です」

 南海トラフ地震では、220兆円の被害が想定されている。小笠原大津波が首都・東京を丸のみしたら……。想像するだに恐ろしい。

【引用ここまで】


木村先生のコメントを搭載されている記事を引用しましたが、特に九州沖~西日本~関東沖へ掛けて、大津波には最大の注意が必要です。

ついこの前、3/26 薩南諸島東方沖 M5.4の中規模地震が発生していますが、木村正昭氏の予測空白域の隣接するエリアで発生しています。



この震源域で中規模の地震が発生する事は稀にある事ではありません。

現状では、九州沖超巨大地震は発生危険域に差し掛かっている状況とも推測されますが、私の推測では、山川で観測されている電離層異常が静音化になった頃が要警戒と予想しています。

この周辺で今後M6以上が発生し、中規模地震が頻発した場合、超巨大地震直前の前震になります。