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Tの予測

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近畿圏、琵琶湖付近にて巨大地震の可能性があるとして、そろそろ1年半にも経とうとしています。

忘れている方々も多数いらっしゃると思うが、近畿圏での前兆は依然として継続中の模様です。


ここ最近の串田情報の更新からは、今月中にも前兆が収束する可能性が高い事を示唆されているようではあるが・・・



http://www.jishin-yohou.com/1778_zokuhou_No062.pdf


2013年11月7日以降、極大な前兆波形が観られていないとの認識であり、3月に入り長く正常波形に継続するようになったとの認識のようです。

早い話、波形が収束の動きになってきた事を示しているのでしょう。

こればかりは今月の末頃になってみないと分かりませんが、前兆収束の時期まで読み取れるのかは私も疑問に感じます。

これまでもそう煽りながら収束は無かったが、さすがに1年以上もそう言い続けていれば、またかみたいな感じで見切りを付けたれた方も多数いるのかも知れません。

琵琶湖で大地震は発生するのか?

串田氏の予測からは、別な観点で見てみる事にしましょう。

木村正昭HPから引用

”琵琶湖”付近の地震活動について

最近、琵琶湖付近で大地震が起こるのではないかとの心配の声が届いています。そこで、”地震の目”が発生していないか検討しました。図に従って説明をしたいと思います。

http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/wp-content/uploads/2014/03/5f19f8038b959234c30f03075d8068f4.jpg

図1 ”琵琶湖”は、私が提案する”日本列島断層”という構造線(大断層)に沿って陥没した、へこみと考えられます。その意味では、そこで大地震(マグニチュード6.5以上)が起きても不思議はありません。そこで、”地震の目”が出来ているか見てみましょう。

“大地震の目”を探すには、断層付近で、これまでに’マグニチュード(M)6.5以上の地震(大地震)’が発生していないか、プロットします。する と、そこにはぽっかりと地震空白域が現れます。これまでの例からみると、それはM8クラス以下、すなわち”通常の大地震”が起こる可能性があるかにみえま す。しかし、M9クラスの超巨大地震の心配はないと言えます。


図2


次に、より小さな、M6以上の地震をプロットします(図2)。これによると、空白域の中にプロットされる地震が出てきます。一見、人の白目の中の” 黒目”のように見えるため、その状態を”地震の目”と言っています。これが真実の”目”ということになると、M8クラスの大地震発生の可能性が出てくるの で、次の手順に進みます。

 

図3

図3は、”目”らしき地震活動の時系列をとったものです。M2までの地震を採用しています。ここでは、棒グラフが急に立ち上がる時期が1978年と なります。そこで経験則に基づいて計算すると、2008年と出ます。それに誤差5年を見積もり、2005年から2013年頃までに本震(大地震)発生の可 能性があると出ました。しかし、これはまだ手順の一つで、結論はまだ出せません。そこで、次の段階に進みます。

 

図4

図4のように、マグニチュード(M)3までの地震を採ってグラフを作りチェックをします。すると、同じような波長のパターンがだらだらと続くだけ で、図3のパターンとは全く異なります。このようなパターンを示している状態では、本域で本震(M8クラス)を起こす状態ではないことを示していると判断 されます。ではなぜ、M2の地震では’2013年までに大地震の可能性’と出たかというと、それは、2011年の東日本大地震の影響であったと考えられま す。

 

結論:琵琶湖付近での通常地震活動からは、近い将来の大地震(M6.5以上)の発生の可能性は、現時点においては認められないと判断されます。

引用ココまで

木村教授の地震の目による解析では、琵琶湖付近にて大地震の目は無いとの見解です。

ただこの解析でも説明の通り、空白域が認められる事は確かな事で、地震の目のようなものもある事は確かな事のようです。

地震の目で捉えきれるのも8割型とも言われているので、ここまで現れているとすれば可能性はゼロでは無いと言う事です。

ここ最近は特に西日本で小規模の内陸地震が頻発している傾向が見受けられますが、近畿圏大地震の前兆なのか、注意は必要かも知れません。