『鹿』 村田雅和
今年は、平城京遷都1300年だそうです。
NHKの吉備真備物語を観て知りました。
元々、お寺や神社を廻って御朱印を集める事を趣味としてるものですから、せっかくの機会だし行って参りました。
鹿です。
軒下に鹿がいました。
奈良の人は鹿と共存してるんです。
連れて帰りたいです。
そんな鹿に関するエピソードを思い出しました。
(以下、ウィキペディア参照)現在でも鹿は奈良の名物であるが、かつては鹿が『神獣』とされていた事もあって、現在からみると想像を絶するほどの手厚い保護が行われていた。
何しろ、ちょっと叩いただけでも五貫文の罰金、もし間違って殺そうものなら、男なら死罪、女子供なら石子詰めという、当時の最高刑が待っていたのだ。
だ、そうです。
ちなみに、石子詰めというのは、身体を穴に埋めて小石を流し込み圧死させる刑みたいです。
まぁ、そんな状況だから、昔の人は朝一番に起きて家の前で鹿が死んでないかを確認したそうです。
もし、家の前に鹿が倒れてようものなら、すぐ隣の家の前に投げたそうです。
で、隣の家の人も、それを見て、また隣に投げて、またまた隣の人は、その隣へ・・。
というわけで、一番遅く起きた人が死刑になるので、昔の人は皆早起きだったそうです。
かわいい顔して、とっても怖い鹿噺でした。
なので、連れて帰れませんでした。