『携帯と俺 2』 佐久間祐人
さて。
今回は前回の予告通り、「携帯メールにおける俺の進化の過程を追いかけ」るつもりです。
わからない方は、前回(10/14の記事)を参照して下さいな。
・・・と、思っていたんですが。
やいやい、裕子さん。
前回のすぐ後に、「携帯メールにおける俺の進化の過程を追いかけ」やがって。
わからない方もわかる人も、前回のすぐ後(10/16の記事)は参照しない様に。決して。
色々傷つきます。俺が。
チキショー、アノアマ。
まあ、諸々書かれている通りではありますが。
気にせず書きます。
そもそもは。
よく人から「佐久間さんのメールはそっけない事が多い」って言われる事の打開の為に。
俺の進化は始まります。
でもね。だってさ。
俺の言い分の流れは以下の感じです。
書き言葉では、話し言葉のニュアンスは伝わらないよ、という思い込み。
↓
ニュアンスを伝えようとすると文章が長くなる、という決めつけ。
↓
長く書くのは、打つの遅いし、面倒くさいし、という諦め。
↓
であれば、なるべく簡潔に、用件だけを、という妥協。
ここで例文。
相手から。
【すみません!小道具の買い出しで稽古場到着が10分遅れてしまいます!急ぎます!】
なんてメールが来た場合。
俺の返事は。
【了解。お疲れ様。急げよ。猛ダッシュで。】
と、なります。
確かに、そっけない。
いや、決して怒ってるつもりはないのに。
ねぎらってやりたいのに。
しょうがないよ。仕事してくれてたんだから。
ちょっとくらいの遅れくらい気にすんなよ。
俺たちそんな関係じゃんか。
という気持ちは一切伝わらない。
でね。
ニュアンスを伝える為にね。
絵文字や顔文字なんかがある事には、うすうす感づいてはいたんです。
携帯文化過疎地の俺でも。
だけどね。
絵文字や顔文字なんてのは、若い子たちのツールだったんですよ。
俺の中では。
若い子、っていうか若い女の子。
っていうか若い乙女。
っていうかギャル。
コギャル。
顔グロ。ヤマンバ。
多少の語弊はご勘弁を。
でもそんなイメージ。
決して、男の、もういい大人の、佐久間の、俺なんかが使っていいもんじゃなかったんですよ。
俺の中では。
言ってしまえば、ただ単に、「気恥ずかしい」って事です。
でも、その気恥ずかしさの壁は高い。
そういう壁に当たる人は絶対多いはず。
新しい文化になかなか慣れることの出来ない大きな理由。
そんな俺ですが。
数年前より、ゆっくりと進化を始めたんです。
気恥ずかしさに目をそむけ。キモいと裕子さんにはなじられながらも。
全ては、少しでもニュアンスを伝えんが為に。
まず覚えたのは。
「ー」、「~」、「!」、「(笑)」
これが、気恥ずかしさとの境界線でした。
何故か俺の中では。
先程の例文の場合。
【すみません!小道具の買い出しで稽古場到着が10分遅れてしまいます!急ぎます!】
俺の返事は。
【了解ー。お疲れ様~。急げよ!猛ダッシュで(笑)】
随分とニュアンスが伝わるようになりました。
俺の中では。
そして数年をかけて、進化はその後も続き。
今では絵文字、顔文字だって使います。
ただし、ここ2~3年以内の知り合いには、みたいな感じですが。
もしくは、絵文字を使って送ってくれる人には、みたいな感じですが。
ただひたすらに各文章の語尾につけまくって、逆にキタナイ感じではありますが。
【了解ー
お疲れ様~
急げよ
猛ダッシュで
】
お正月と誕生日のお祝いなんかにはデコメだって使いますよ。
俺の古い携帯に何かよくわからないけど、入ってるヤツですが。
あ、そういえば俺の携帯が古い為。
送ってもらったメールの中には、ちょくちょく絵にしてもらえない絵文字があります。
[ゾウ]とか。[ウマ]とか。
[力こぶ]とか。
[なまはげ]とか。
なんなんだろう?[なまはげ]って!?
・・・そんな寂しい思いもしています。
ちなみに「・・・」ていうのも俺が割と初期の頃に覚えたニュアンス表現です。
気恥ずかしさと戦い、キモいと言われる恐怖に怯えながらも。
古い携帯に困りながらも。
俺の進化はまだまだ続きますよ。
そのうち、ホラ、よく最近みんなが使ってる、あの、ホラ、なんか絵が動くヤツとか。
あんなのも使いこなすんだから。
みんな覚悟しといて。
俺の夜明けは近いぜよ!
長くなってしまいましたが、そんなこんなで今回は、前回からの続きの話でした
よーし、こっそりここでのエッセイにも進化の足跡を残したぞ
どうだい
裕子さん
今回は前回の予告通り、「携帯メールにおける俺の進化の過程を追いかけ」るつもりです。
わからない方は、前回(10/14の記事)を参照して下さいな。
・・・と、思っていたんですが。
やいやい、裕子さん。
前回のすぐ後に、「携帯メールにおける俺の進化の過程を追いかけ」やがって。
わからない方もわかる人も、前回のすぐ後(10/16の記事)は参照しない様に。決して。
色々傷つきます。俺が。
チキショー、アノアマ。
まあ、諸々書かれている通りではありますが。
気にせず書きます。
そもそもは。
よく人から「佐久間さんのメールはそっけない事が多い」って言われる事の打開の為に。
俺の進化は始まります。
でもね。だってさ。
俺の言い分の流れは以下の感じです。
書き言葉では、話し言葉のニュアンスは伝わらないよ、という思い込み。
↓
ニュアンスを伝えようとすると文章が長くなる、という決めつけ。
↓
長く書くのは、打つの遅いし、面倒くさいし、という諦め。
↓
であれば、なるべく簡潔に、用件だけを、という妥協。
ここで例文。
相手から。
【すみません!小道具の買い出しで稽古場到着が10分遅れてしまいます!急ぎます!】
なんてメールが来た場合。
俺の返事は。
【了解。お疲れ様。急げよ。猛ダッシュで。】
と、なります。
確かに、そっけない。
いや、決して怒ってるつもりはないのに。
ねぎらってやりたいのに。
しょうがないよ。仕事してくれてたんだから。
ちょっとくらいの遅れくらい気にすんなよ。
俺たちそんな関係じゃんか。
という気持ちは一切伝わらない。
でね。
ニュアンスを伝える為にね。
絵文字や顔文字なんかがある事には、うすうす感づいてはいたんです。
携帯文化過疎地の俺でも。
だけどね。
絵文字や顔文字なんてのは、若い子たちのツールだったんですよ。
俺の中では。
若い子、っていうか若い女の子。
っていうか若い乙女。
っていうかギャル。
コギャル。
顔グロ。ヤマンバ。
多少の語弊はご勘弁を。
でもそんなイメージ。
決して、男の、もういい大人の、佐久間の、俺なんかが使っていいもんじゃなかったんですよ。
俺の中では。
言ってしまえば、ただ単に、「気恥ずかしい」って事です。
でも、その気恥ずかしさの壁は高い。
そういう壁に当たる人は絶対多いはず。
新しい文化になかなか慣れることの出来ない大きな理由。
そんな俺ですが。
数年前より、ゆっくりと進化を始めたんです。
気恥ずかしさに目をそむけ。キモいと裕子さんにはなじられながらも。
全ては、少しでもニュアンスを伝えんが為に。
まず覚えたのは。
「ー」、「~」、「!」、「(笑)」
これが、気恥ずかしさとの境界線でした。
何故か俺の中では。
先程の例文の場合。
【すみません!小道具の買い出しで稽古場到着が10分遅れてしまいます!急ぎます!】
俺の返事は。
【了解ー。お疲れ様~。急げよ!猛ダッシュで(笑)】
随分とニュアンスが伝わるようになりました。
俺の中では。
そして数年をかけて、進化はその後も続き。
今では絵文字、顔文字だって使います。
ただし、ここ2~3年以内の知り合いには、みたいな感じですが。
もしくは、絵文字を使って送ってくれる人には、みたいな感じですが。
ただひたすらに各文章の語尾につけまくって、逆にキタナイ感じではありますが。
【了解ー




お正月と誕生日のお祝いなんかにはデコメだって使いますよ。
俺の古い携帯に何かよくわからないけど、入ってるヤツですが。
あ、そういえば俺の携帯が古い為。
送ってもらったメールの中には、ちょくちょく絵にしてもらえない絵文字があります。
[ゾウ]とか。[ウマ]とか。
[力こぶ]とか。
[なまはげ]とか。
なんなんだろう?[なまはげ]って!?
・・・そんな寂しい思いもしています。
ちなみに「・・・」ていうのも俺が割と初期の頃に覚えたニュアンス表現です。
気恥ずかしさと戦い、キモいと言われる恐怖に怯えながらも。
古い携帯に困りながらも。
俺の進化はまだまだ続きますよ。
そのうち、ホラ、よく最近みんなが使ってる、あの、ホラ、なんか絵が動くヤツとか。
あんなのも使いこなすんだから。
みんな覚悟しといて。
俺の夜明けは近いぜよ!
長くなってしまいましたが、そんなこんなで今回は、前回からの続きの話でした

よーし、こっそりここでのエッセイにも進化の足跡を残したぞ

どうだい

