想い | もしもカラスと話せたら

もしもカラスと話せたら

カラスと友達になりました。空ばかり見上げていた この日々を忘れたくなくて。

ここにはとにかく正直に書こうと思いました。

嘘をつかず、話を盛らず、意図などなくありのままに。

 

全部を見たまま感じたままにこの日々を残したい。

生まれて初めてそう思いました。

 

誰かに読んでほしいといつか思うのかな。

 

この「美しいもの」をすべて書き取れる自信はないけれど

それでも残したい。

 

科学者の目ではなく、研究者のような冷静な観察眼もなく

知識がないので必死に書籍を買い漁り、動画を見て、

世界中のそして日本の鳥類研究者・愛好家の方々に教えられる日々。

先人に感謝いたします。自然と頭が下がります。

 

こんなに知りたいと思ったことはなく

こんなに驚いたこともない。

 

カラスに感情移入するな、鳥や動物を擬人化するなと言われても

私には無理です。だって大好きになってしまったから。

あの目を見たら、人に置き換えてしまいます。

 

何も知らないところからありのままの記録を残します。

とんでもない勘違いや失敗

悲しみも焦りも驚きも歓びも全部書いておきたい。

 

いつか誰かが私と同じ興味をもたれるかもしれない。

カラスという身近な生きものをあまりにも知らなくて

勝手なイメージで彼らを見ていたことに泣きたくなるかもしれない。

自分たちが嫌われていることをカラスは知っています。

 

あの黒の美しさ

あの黒の賢さ

あの黒の情緒

あの黒の可愛らしさ

世界でいちばん愛すべき黒です。

 

いつかカラス語を話して

カラスと分かりあえたら。

本気で今そう思っています。