時間の中に存在を確認する | 作家 坂井あおのブログ

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    絶えず移動していく僕ら
      止まれない私たち

小説・シナリオ(ドラマ、映画、CM)・写真詩集作家、坂井あおの日々浮かんでは記憶の海に消えゆく思いを気ままに綴るブログです。




忘れてた時間の流れが早すぎて怖いという感覚を、思い出す。


懐かしさと、恐ろしさが在る。

久しぶりのこの感覚。



時間は、運動の法則を目にして理解してるから、「時間が流れている」と認識するけど、

その実態を本当に知ることはできない。


目にも見えない、実証もできない、だけど人は時間にメモリをつけ、1日を、1年を、あるいは1秒を基準に生きている。



こんなに長く生きて、何も残せてないようにも思うし、やりたいことは程々に全部実現してきたようにも思う。



何も残らない。

自分が生きたあとには。


それでも、今たのしいに溺れて生きてきた。


今、すきなもの。

今、好きなひとたち。

今、好きな仕事。


夢中になって、ただ時間を滑るように、とうとうこんなところまできてしまった。



この先は、どうやって生きようか。