ドンジョヴァンニ(35)
いやね、それは月の綺麗な夜のことだったんですけどね。
いつものようにご主人が無茶苦茶なことをして、そうだもうこれきり召し使いなんてやめてやろう!なんて思ってたら、なんだかゾクッとしてね。
なんだかおかしいなぁ、気持ち悪いなぁなんて思ってたら
『この不届きものめ』
なんて声がしてね。振り返ると誰もいないわけですよ。
それでまあおかしいなぁ、気持ち悪いなぁと思ってたらなんと、そこはご主人が殺した騎士長の墓地だったんですよ。
ご主人も負けず嫌いな方ですからね。しゃべれるんなら我が家で夕食なんかいかがかな?なんて言い出して---いや、言わされたのはあたしなんですけどね。

ギギギギギなんて音が聞こえてね。そしたらなんとその騎士長の動くはずのない銅像が首を縦に降るわけですよ。いやいや、石垣できてるんだから首が動くわけない。いや、もしかしたら首のところが壊れてるのかなぁと思ったら、今度は『よろこんで!』なんてまるで居酒屋の店員みたいなことを言い出しましてね。
どうしようどうしよう。いや、これは逃げた方が身のためだなぁなんて思ってたら腰が抜けて立てなくなっちゃいまして、主人は食事の用意をするぞ!なんて帰ってしまうし。
まあ、そんなこわーい話があったんですよ。
いつものようにご主人が無茶苦茶なことをして、そうだもうこれきり召し使いなんてやめてやろう!なんて思ってたら、なんだかゾクッとしてね。
なんだかおかしいなぁ、気持ち悪いなぁなんて思ってたら
『この不届きものめ』
なんて声がしてね。振り返ると誰もいないわけですよ。
それでまあおかしいなぁ、気持ち悪いなぁと思ってたらなんと、そこはご主人が殺した騎士長の墓地だったんですよ。
ご主人も負けず嫌いな方ですからね。しゃべれるんなら我が家で夕食なんかいかがかな?なんて言い出して---いや、言わされたのはあたしなんですけどね。

ギギギギギなんて音が聞こえてね。そしたらなんとその騎士長の動くはずのない銅像が首を縦に降るわけですよ。いやいや、石垣できてるんだから首が動くわけない。いや、もしかしたら首のところが壊れてるのかなぁと思ったら、今度は『よろこんで!』なんてまるで居酒屋の店員みたいなことを言い出しましてね。
どうしようどうしよう。いや、これは逃げた方が身のためだなぁなんて思ってたら腰が抜けて立てなくなっちゃいまして、主人は食事の用意をするぞ!なんて帰ってしまうし。
まあ、そんなこわーい話があったんですよ。