海へ騎りゆく者たち
今日の稽古も、発音の読み合わせから始まり、音楽稽古も先に進みました。
盛り上がれば盛り上がるほどに、複雑で壮大な音楽。
作曲家は、このオペラを作った時、一体どういう心境だったのでしょう?!
その次は、場面設定をして動きながら日本語の読み合わせをしました。
舞台は、アイルランド西海岸の離れ島。
その島の一つの、田舎家。
老婆のモーリアに、その娘のキャスリーンとノーラ、末息子のバートリー。
この島では、生きていくために男達は海へ出なければなりません。
しかし、海へ出るのには、きわめてシンプルでカヤックのような船のみ。
生きて帰ってくる者は・・・いないに等しいだろう。
モーリアには、愛する夫とその父親、そして息子が6人いた。
今、側に残っているのは、末息子のバートリーのみ。
息子マイケルは、海に出たきり9日間帰ってきていない。
毎晩遅くまでお祈りをし、
潮の流れが変われば浜へ出て、東の方からマイケルの遺体が流れてこないか見に行っている。
しっかり者で家を切り盛りする姉キャスリーン。
純心無垢で活動的な妹ノーラ。
ある日ノーラが、若い神父さんから包みを預かって帰ってきます。
その包みの中には、ドネゴールの浜に打ちあげられた遺体が着ていた、シャツと靴下が・・・
それが、マイケルの物か調べて欲しいと言われたのです。
そんな、背景からこのオペラは始まります。